八ヶ岳

硫黄岳

2742.1m

赤 岳

2899.2m


25000/1 : 25%縮小


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赤岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳

登山コース説明

下諏訪山岳会会員 星野吉晴

 

この地区は、八ヶ岳の核心部ともいうべきところで、三千メートル近い高峰が連なっている。このうち最高峰が赤岳で、もっとも人気がある。この赤岳から、西側に突き出したのが阿弥陀岳であり、主稜線上には北に横岳、硫黄岳と連なる。
いずれも朝早く発てば、日帰り登山ができなくはないが、小屋に泊まって余裕のある登山をするほうが楽しい。

登山コース

@ 桜平―オーレン小屋―硫黄岳


このコースは三井の森から一般車が入るようになって、最近利用者が増えた。硫黄岳への最短距離でもある。
桜平から夏沢鉱泉を経て、オーレン小屋まで入ると、コースは二つに分かれる。夏沢峠経由と、赤岩の頭経由の二コースである。どちらも特徴があるので、回遊にするとよい。前者は峠から広い斜面をジグザグに登る。後者は樹林帯から赤岩の頭に出て、その後稜線沿いに登って頂上へ立つ。眺めのいいコースである。

A 本沢温泉―夏沢峠―硫黄岳

温泉と山をセットにした趣のあるコースである。本沢温泉までは、一般には稲子湯からミドリ池経由で入る。本沢温泉から夏沢峠は手入行き届いた立派な登山道である。峠からは@の夏沢峠コースと同じである。

B 美濃戸口―赤岳鉱泉―硫黄岳

美濃戸口から入るコースはいちばんポピュラーなコースである。バスは美濃戸口までだが、美濃戸までは一般車が入り、駐車場(有料)もある。
赤岳鉱泉までは、はじめ林道を辿るが、途中から柳川北沢沿いの登山道を進む。赤岳鉱泉からは硫黄岳へのコースを採る。ジョーゴ沢を過ぎると、急坂になり、そこをジグザグ登っていく。視界が開けると、赤岩の頭に飛び出す。そしてここからは稜線伝いに硫黄岳まで行く。硫黄岳山荘は横岳との鞍部にある。

C 美濃戸口―行者小屋―赤岳

美濃戸まではBと同じである。美濃戸からは、柳川南沢沿いのコースをたどる。行者小屋近くなると上部の眺めがよくなる。Bの赤岳鉱泉から中山乗越をこえて来ても良い。行者小屋から赤岳へは、向かって右手の文三郎尾根コースと、左手地蔵尾根コースの二コースがある。これら二コースを回遊してくるとよい。
前者は尾根に架かる鉄の階段を上り、最後に赤岳南面の岩場を攀じて頂上に立つ。後者はいっそう急な地蔵尾根のハシゴや岩場を攀じて地蔵の頭に出る。赤岳天望荘はすぐ近い。ここから尾根伝いに急なコースを登ると、やがて頂上小屋のある北峰に出る。三角点のある南峰はすぐそこだ。

D 硫黄岳―横岳―赤岳

硫黄岳から赤岳まで縦走するコースである。硫黄岳からは広い尾根をケルンに導かれて鞍部まで下る。右手に硫黄岳山荘が建つ。そこからもなお広い尾根を登って台座の頭に着く。
ここから横岳の痩せ尾根が始まる。危険個所は鎖がはられているので、しっかりとつかまって進むこと。尾根を三回またいで、最後にハシゴを登ると、横岳頂上に飛び出す。
頂上からもまた狭い尾根上を進む。コースに沿って日ノ岳まで行くと、こんどは一気に下る。だが、なお鎖やハシゴ場は続く。
ゆるやかになって、地蔵の頭に立つと、すぐに赤岳天望荘が現れる。ここから、いよいよ赤岳の登りになる。急な斜面だが一歩一歩確実に上り詰めると、やがて八ヶ岳の最高峰・赤岳の頂上に登り立つことができる。

E そま添尾根―横岳

佐久側から横岳へダイレクトに登るコースで、横岳への最短コースでもある。このコースから登り、赤岳や硫黄岳へ向かってもいい。
海ノ口自然郷という別荘地にある横岳登山口から入る。はじめは山麓のなだらかな道だが、尾根に取り付くと急になる。ほとんど原生林の中を登るが、上部にいたるとハイマツ帯になり、視界が開ける。そして登りつめたところが、横岳の三叉峰というところだ。横岳の頂上(奥の院)は、北へ約15分のところだ。赤岳へは南方向へそのまま縦走していく。

F 清里―真教寺尾根―赤岳

東面を代表するコースである。だが、コース自体が長いし、上部は急な岩場のコースになるなど、決して易しいコースではない。山なれした中級クラス向きである。
このコースは美し森からスタートする。羽衣の池を経由してさらに進むと、右手から清里ハイランドパークの観光リフトが登ってくる。このリフトを利用すれば1ピッチ省略できる。
ここからは、樹林帯の急登をして牛首山に登り立つ。この後しばらくはなだらかな尾根歩きだ。それが急になると、いよいよ岩場が始まる。バランスをとって確実に登る。主稜線に出ても、赤岳頂上への岩場は悪い。そこを乗り越してやっと頂上に着く。このコースを下る場合は、いっそうの注意が必要だ。事故はほとんど下りに起きているからだ。

G 清里―県界尾根―赤岳

このコースも真教寺尾根同様長いし、上部の岩場が難しいので、中級以上が対象となる。かっては野辺山駅から広いすそ野を歩いたものだが、長いので敬遠され、今日では清里コースを採る人が多い。
スタートは清里ハイランドパーク。大門沢のほうへ林道を入り、こんどは県界尾根に取り付いて急坂を登って小天狗へ立つ。ここからコースはやや緩やかになるが、すぐに大天狗の登りになる。
大天狗からやや下ると、やがて最大ポイントの壁にぶつかる。ここはハシゴが架けられているが、ほとんど垂直で肝を冷やされる。そしてその上も、急な鎖が長く続く。天望荘へのトラバースルートを右に分け、さらに急な尾根を登ると、赤岳頂上小屋のわきへ出る。このコースも、下りは登りよりもいっそう危険度が高い。

H 行者小屋―阿弥陀岳

阿弥陀岳は主稜線から外れた位置にあるから、赤岳や横岳等の眺めがいい。最短のアプローチは行者小屋からだ。しかし、急な岩場のコースである。
行者小屋を出て、文三郎尾根のコースと別れ、阿弥陀岳へ樹林帯を登る。そして樹林を抜けると、コースは中岳のコルへ大きくトラバースする。ここからが問題だ。すぐに鎖場が始まりあとは頂上まで急な岩場に息をつくひまもない。慎重に登る。頂上に立つと360度の展望が開ける。下りは登りよりもいっそうの慎重さが要求される。

I 御小屋尾根―阿弥陀岳

阿弥陀岳の西面に突き上げる御小屋尾根をダイレクトにつめて、阿弥陀岳の頂上に立つコースである。登山口は二手に分かれる。一つ目は、原村ペンション村から入る広河原林道の途中から登る。二つ目は、美濃戸口上の別荘地から登る。二つは中腹で合流する。このコースは上部にいたるまで樹林の中を登るが、だんだん急になる。
樹林を抜け、やや登ると摩利支天のピークに立つ。頂上は東側だから、一段岩を降りてさらに進むと、石仏が座る頂上に出る。頂上は急な峰にしては広い。

交通・アプローチ


・ 桜平―三井の森から、タクシーまたはマイカーではいる。駐車場(約30台)あり。
・ 美濃戸口―バス、タクシーの便がよい。マイカーなら美濃戸まで入れる。駐車場(有料)あり。
・ 美し森、清里ハイランドパーク −清里駅からバス便あり。大駐車あり。
・ 横岳登山口―野辺山駅からタクシー利用、またはマイカー利用(駐車場あり)
・ 広河原林道登山口―林道を舟山十字路まで入り駐車(数台の駐車スペースあり)。登山口はその先にある。
・ 野辺山登山口―鉄道最高点のところから南八ヶ岳林道を車止めまで入り、ここへ駐車して県界尾根を登る。(道のわきへ駐車)

  J R

<行き>

・(新宿→茅野)中央本線時刻表

土日は→クリック

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・(東京→佐久平)長野新幹線時刻表

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・(小淵沢→八千穂)小海線

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<帰り>

・(茅野→新宿)中央本線時刻表

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・(佐久平→東京)長野新幹線時刻表

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・(八千穂→小淵沢)小海線

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  長距離高速バス

・(新宿〜諏訪、岡谷線) 高速バス時刻/料金表

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阪急バスTEL026-224-7400

・(大阪〜茅野、諏訪線) 高速バス時刻/料金表

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阪急バスTEL06-6866-3145

  観光路線バス

茅野駅〜美濃戸口

バス時刻、料金表

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諏訪バス茅野営業所

TEL0266-72-7455

富士見駅〜立沢

バス時刻、料金表

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  マイカー・タクシー

・ピラタス、麦草峠に駐車場あり。

・茅野駅

中山タクシー

TEL0266-72-7181

・富士見駅

八ヶ岳観光タクシー

TEL0266-64-2004

・小海駅

小海タクシー

TEL0267-92-2133

・清里駅

清里観光タクシー

TEL0551-48-2021

地形図

5万分の1/

25000分の1/八ヶ岳西部・東部

登山計画書
提出場所

●茅野警察署 391-0003長野県茅野市本町西9-39 TEL0266-82-0110

・美濃戸口

・杣添尾根

・野辺山口

・美し森口

問合せ

●茅野市商業観光課 TEL0266-72-2101

●茅野市観光連盟 TEL0266-73-8550

●立科町観光案内所 TEL0267-55-6201

●佐久市観光課 TEL0267-62-2111

・美濃戸高原ロッジ

0266-74-2102

・行者小屋

0266-74-2285

美濃戸山荘

0266-74-2270

・赤岳展望荘

0266-58-7220

・赤岳山荘

0266-74-2272

・赤岳頂上小屋

090-2214-7255

・赤岳鉱泉

0266-72-3939

・硫黄岳山荘

090-3142-8469

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