◆浅間山下山中に群馬の77歳死亡(2007/1/3信毎)

友人とはぐれ滑落か

 一日午前十一時五十分ごろ、初日の出を見ようと浅間山(二、五六八b)に登った前橋市三俣町、無職須田淑人さん(77)が下山中に行方不明になったーと、同行した友人男性から一一〇番通報があった。軽井沢署や県警山岳救助隊、地元遭対協などが捜索。二日午前十一時すぎ、群馬県境の稜線(りょうせん)から百-百五十b下の雪の斜面上で須田さんの遺体を見つけ、県警ヘリで同署に収容した。

 軽井沢署は、須田さんが登山道から滑落し、凍死したとみている。調べによると、須田さんは一日午前二時四十分ごろ、友人男性と北佐久郡軽井沢町峰の茶屋から入山。浅間山に登頂後、約一キロ下山した中腹で同日九時二十五分ごろ友人とはぐれた。友人が峰の茶屋まで下りたところ、先に下山したはずの須田さんが見当たらず通報。同署などが一日から県警ヘリを使って捜索していた。


◆北ア燕岳で小諸市の男性の遺体収容(2006/12/31信毎)

 三十日午前九時ごろ、北アルプス燕岳の燕山荘から約五十b下の登山道脇で、小諸市菱平、会社員上原和彦さん(59)が雪洞内に倒れているのを同荘の従業員が発見、県警ヘリコプターで収容したが既に死亡していた。安曇野署は凍死とみている。上原さんは二十九日、安曇野市中房温泉から燕岳に向けて単独で入山。同日、山荘付近は吹雪だった。三十日朝、上原さんのカメラの三脚が登山道脇で見つかり、同荘従業員らが捜索していた。


◆東京の男性、南ア塩見岳から帰らず(2006/12/3信毎)

 二日夕、東京都東久留米市、無職小森則昭さん(56)が一人で南アルプス・塩見岳に登ったまま帰らない−と家族が飯田署に届け出た。十一月二十九日に日帰りの予定で出発したという。同署は二日の捜索で、小森さんの車を下伊那郡大鹿村の登山口駐車場で発見。三日は空と地上から捜索する。小森さんは身長167a、青のジャケツトと紺のズポンを着ている。


◆北ア丸山で愛知県の女性が滑落死(2006/10/17信毎)

 十五日午後四時ごろ、北アルプス丸山(二、八五四b)で、愛知県小牧市、無職中村ひさ子さん(60)が稜線(りょうせん)から約五十b滑落、大町署が十六日午前、県警ヘリコプターで収容したが脳挫傷で死亡していた。

 同署は、中村さんが夫と二人で三俣蓮華岳から双六岳方面に向かう途中、雪で足を滑らせたとみている。現場付近は深い所で約五十aの積雪があった。


◆北アに登った東京の男性帰らず(2006/10/17信毎)

 東京都世田谷区の会社員佐藤誠さん(33)が北アルプスに登山に出掛けたまま帰らず、大町署が十六日、県警ヘリコプターで捜したが、見つからなかった。十七日は地上からも捜索する。大町署によると、佐藤さんは九日に北安曇郡白馬村から入山、五竜岳や鹿島槍ケ岳などを縦走し、13日に大町市へ下山する計画だった。十一日早朝に白馬岳の白馬山荘から唐松岳方面に向かった後、連絡が取れず、十五日タに家族が大町署に届け出た。


◆北ア餓鬼岳で100m転落埼玉の男性死亡(2006/10/14信毎)

 十三日午前九時ごろ、安曇野市穂高有明の中房温泉から北アルプス餓鬼岳(二、六四七b)に向かう登山道で、埼玉県ふじみ野市、無職渋谷義男さん(73)が、中房川側に約100b転藩した。通りがかった登山者が同温泉を通じて安曇野署に通報。渋谷さんは県警ヘリで収容されたが、頭を強く打っており、同署で死亡を確認した。

 同署によると、渋谷さんは登山仲間とともに同日、同温泉から入山。餓鬼岳小屋に宿泊し、十四日に大町市の白沢登山口に下山予定だった。


◆男性の遺体を発見 北ア奥穂高岳(2006/10/13信毎)

 十二日午前八時半ごろ、北アルプス奥穂高岳の岐阜県側で、稜線(りょうせん)に倒れている男性を同県警ヘリコプターが発見した。男性は既に死亡しており、同県警高山署に収容された。

 北アでは、神奈川県伊勢原市、会社員小柳正明さん(48)が七日に上高地から入山したまま帰らないと十日、父親が松本署に届け出ていた。高山署が身元の確認を急いでいる。

 松本署によると、現場は奥穂高岳山頂から西穂高岳方面に約600メートルの地点。長野、岐阜両県警がヘリで小柳さんの捜索を続けていた。

 七日からの連休以降に北ア周辺の山域で死亡した人は、奥穂高岳の岐阜県側で九日に遺体で見つかった一人を含め計九人になった。


◆核燃初代理事長大雪山で遭難死(2006/10/5信毎)

 北海道の大雪山系旭岳で、核燃料サイクル開発機構(現日本原子力研究開発機構)の初代理事長都甲(とごう)泰正さん(78)=東京都杉並区=が登山中に行方不明となり、四日午前十時ごろ、遺体が発見された、道警によると、死因は凍死。死後二日以上経過しているという。

 道警によると、都甲さんは旭岳四合目の沢で横向きに倒れていた。顔に擦り傷があった。道警は誤って滑落したとみている。

 都甲さんは九月三十日に旭岳五合目のロープウェー駅付近で目撃されて以降、行方不明となっていた。二日に東京の自宅に戻る予定だったが帰らず、家族が警察に届けた。


◆北ア槍沢近くで北九州市の男性病死(2006/10/4信毎)

 三日正午前、北アルプス槍沢近くの天狗(てんぐ)池で写真撮影をしていた北九州市小倉南区、アルバイト岡崎喜隆さん(66)が意識不明となり、県警ヘリで松本市内の病院に収容されたが、午後一時半すぎ、死亡が確認された。松本署によると、死因は急性呼吸不全。岡崎さんは、二日に仲間二人と上高地から入山。南岳、北穂高岳を縦走して八日に下山する予定だった。


◆北ア東沢岳岩場で男性が滑落し重傷(2006/10/2中日)

 1日午前10時40分ごろ、北アルプス東沢岳山頂(約2、500メートル)の北側にある岩場で、兵庫県尼崎市、無職東山澄夫さん(69)が約8メートル滑落した。東山さんは、腰を強く打ち重傷。
 大町署によると、東山さんは自力では動けないため、2日早朝に遭対協隊員らが救助に向かう。
 東山さんは、男女6人で9月30日に大町市の白沢登山口から入山。2日に中房温泉に下山予定だった。


◆間ノ岳で遭難の男性を救助(2006/9/27中日)

 26日午前9時40分ごろ、高山市奥飛騨温泉郷の北アルプス・間ノ岳(標高2、907メートル)山頂付近の岩場から男性が転落したのを別の登山者が見つけ、山小屋を通じて高山署に救助要請があった。県警ヘリと県警山岳警備隊が出動し、約1時間半後に救助した。
救助されたのは千葉県市川市南八幡、無職坂本雅さん(53)で、腰の骨折で重傷。調べでは、坂本さんは1人で奥穂高岳から西穂高岳に縦走中、バランスを崩して約50メートル転落したらしい。


◆八ケ岳山ろくで滑落か男性死亡(2006/9/26信毎)

 二十五日午前九時五十分すぎ、諏訪郡原村の八ケ岳山ろくの広河原沢で、同郡富士見町落合、自営業雨宮典文さん(56)が倒れているのを捜索中の県警ヘリコプターが発見、収容したが、既に死亡していた。全身を強く打っており、茅野署は雨宮さんが沢に滑落したとみて調べている。雨宮さんは二十四日朝からキノコ採りに出掛けたまま戻らず、家族が同夜、同署に届け出た。二十五日朝から同署や諏訪地区山岳遭難防止対策協会などの約二十人とヘリで捜索していた。


◆中ア空木岳で滑落した女性、遺体で発見(2006/9/18信毎)

 中央アルプス空木岳(二、八六四b)の駒ケ根市側の稜線(りょうせん)で十六日滑落した神奈川県鎌倉市手広、主婦中島栄子さん(61)は十七日午前八時五分ごろ、稜線から約百b下で遺体で見つかり、県警ヘリコプターで収容された。駒ケ根署によると、中島さんは登山道の木の根を乗り越えようとしてバランスを崩し滑落、脳挫傷などで死亡した。


◆中ア空木岳で女性が滑落(2006/9/17信毎)

 十六日午後二時十五分ごろ、中央アルプス空木岳(二、八六四b)の駒ケ根市側の稜線(りようせん)から神奈川県鎌倉市手広、主婦中島栄子さん(61)が滑藩した、と同行の長男(32)から一一〇番通報があった。駒ケ根署によると、中島さんは南側へ約頁b滑落し、頭に重傷を負つているもよう。この日は悪天候で県警ヘリコプターが現場に近づけず、同署などは天候回復を待ち十七日に救助活動を再開する。


◆予定を5日過ぎ不明の男性下山(2006/9/3信毎)

 北アルプス針ノ木岳に向かったまま行方不明になっていた横浜市の会社員藤森義幸さん(58)が二日午前九時四十分ごろ、下山予定日を五日過ぎて、大町市扇沢の登山口近くにある大沢小屋に自力で下山した。大きなけがはないが、衰弱しており、北安曇郡内の病院に運ばれた。

 藤森さんは単独で扇沢から八月二十六日に入山、二泊二日で下山する予定だった。大町署によると、藤森さんは救出後、家族らに「三十日まで水はあり、後は雨水を飲んだりした。食べ物は二日朝まであった」との趣旨の話をしたという。

 同署の調べによると、藤森さんは入山して間もなく、針ノ木雪渓より手前の登山道から岩場に入り込んで戻れなくなったとみられ、その後は広範囲には動かずにいたらしい。携帯電話や無線機は持っていなかったという。


◆針ノ木岳から横浜市の会社員帰らず(2006/8/31信毎)

 横浜市の会社員藤森義幸さん(58)が一人で北アルプス針ノ木岳に向かったまま帰らない-と家族が二十九日夜、大町署に届けた。同署は三十日の日没まで捜したが発見できず、三十一日も捜索する。同署の調べによると、藤森さんは二十六日に、二泊三日の予定で入山したという。


 蓼科山登山道で男性が病死(2006/8/27信毎)

 26日午前11時ごろ、北佐久郡立科町芦田八ケ野の蓼科山登山道で、群馬県藤岡市上落合、公務員山口初男さん(51)が倒れているのを、通りがかった登山者が見つけた。山口さんは佐久市内の病院に運ばれたが、間もなく脳出血のため死亡した。望月署によると、山口さんは1人で入山し、登山口から約1.5`登ったところで倒れていたという。


 ◆西穂高岳付近で男性が転落死(2006/8/23信毎)

 二十二日午前八時ごろ、北アルプス西穂高岳付近を友人と二人で登山中の新潟県燕市、僧りょ平出幾男さん(59)が稜線(りょうせん)から長野県側に約百b滑落した。
 北ア南部地区遭対協の救助隊員が民間ヘリで東筑摩郡内の病院に収容したが、死亡が確認された。松本署の調べによると、平出さんは二十一日に岐阜県側から入山、二十三日に松本市上高地に下山予定だった。


 ◆野口五郎岳で東京の男性登山者死亡(2006/8/17信毎)

 十六日午前六時十五分ごろ、北アルプス・野口五郎岳(二、九二四b)の登山道で東京都大田区、自営業水野敬司さん(55)が倒れているのを別の登山者が見つけ、山小屋などを通じて大町署に通報した。県警ヘリが収容し、北安曇郡内の病院に運んだが、約一時間半後に死亡が確認された。死因は急性心臓死。水野さんは同日午前六時ごろ、単独で山小屋を出た後、発症したらしい。


 ◆北ア中遠見山で男性転落死(2006/8/16信毎)

 15日午後二時ごろ、北アルブス中遠見山(2、037b)山頂付近にザック1個があるのを登山者が見つけ、山小屋を通じ大町署に届け出た。県警ヘリが捜索、ザックから約二十bのがけ下に東京都世田谷区、会社員岩佐正和さん(59)が倒れているのを発見。大町市内の病院に運んだが、脳内出血で約で約三時間後に死亡した。同署は、岩佐さんが足を滑らせるなどして転落した可能性があるとみて調べている。


 ◆北アルプスで女性医師が転落死(2006/8/15信毎)

 十三日午前七時半ごろ、北アルプス北穂高岳-槍ケ岳間の縦走路から川崎市の医師蔵田ゆみ子さん(52)が妓阜県側の滝谷に滑落した-と、同行の男性(55)が北穂高小屋を通じて岐阜県警高山署に通報した。同県警のヘリコプターが約100b下で発見したが、全身を強く打ち死亡していた。同署などによると、蔵田さんは涸沢ヒュッテにある東大の夏山診療所で三年前から診察。今回は十一日に涸沢入りし、北穂高小屋で知り合った仲間と十三日朝から槍ケ岳を目指していた。


 ◆白馬鑓ケ岳登山ツアーの女性落石で死亡(2006/8/5信毎)

 四日午前七時ごろ、北アルプス白馬鑓ケ岳の白馬鑓温泉北側の鑓沢付近で、登山ツアーに参加していた神奈川県厚木市、奥村澄子さん(66)が落石を受け、県警ヘリコプターで、大町市内の病院に収容されたが、牛前九時十二分、脳挫傷のため死亡が確認された日

 大町署によると、パーティーはガイド、添乗員を含む計十九人。パーティー左側の雪渓の上部約百五十b付近で発生した落石が、雪上を歩いていた奥村さんに当たった。直径約二bの落石が十数個に砕け、その一つが奥村さんの頭部に当たったという。

 パーティーは一日に三泊四日の日程で入山、白馬鑓ケ岳などを縦走し、この日は猿倉荘に向けて下山中だった。

 大町署などによると、北アルプス北部は例年より残雪が多く、雪解けのため落石が起きやすい状態となっている。白馬大雪渓では七月二十二日に土砂崩落が発生。同二十九日には、針ノ木岳の針ノ木雪渓で落石が起き、一人が死亡、一人が重傷を負った。


 ◆白馬乗鞍岳付近で不明の女性は無事(2006/8/2信毎)

 三十一日に北アルプス白馬乗鞍岳下部の天狗原(標高約二千百b)付近で仲間とはぐれ、行方が分からなくなっていた愛知県豊川市、無職小沢美知子さん(64)は一日午前九時ごろ、捜索中の県警山岳遭難救助隊員らにより天狗原付近で発見され、救助隊とともに自力下山した。けがはなく、大町署によると、「道に迷った」と話しているという。


 ◆愛知県の女性、白馬乗鞍乗岳付近で不明(2006/8/1信毎)

 31日午後5時20分ごろ、愛知県豊川市、無職小沢美知子さん(64〕が北アルプス白馬乗鞍岳下部の天狗原(標高約2100b)付近で仲間とはぐれ行方が分からなくなったと、パトロール中の夏山常駐隊員が大町署に届けた。調べによる、小沢さんは同日、仲間13人と入山、グループの最後尾を歩いていた。午後1時ごろ、仲間が小沢さんがいないことに気づいたという。


 ◆光岳に向かった東京の男性が不明(2006/7/30信毎)

 飯田署は二十七日、南アルプス光(てかり)岳(二、五九一b)に向けて十五日に登山に出掛けた東京都日野市、団体職員椎原哲郎さん(54)が行方不明になっていると発表した。家族からの届け出を受けた同署は二十日、光岳登山口から直線で約六・四`の飯田市南信濃木沢の林道脇で、椎原さんの乗用車を見つけた。椎原さんは身長約一六五aで白髪。眼鏡をかけ、当日は青色のシャツを着ていたらしい。


 ◆西遠見山で愛知県の男性が滑落死(2006/7/30信毎)

 二十七日午後零時ごろ、北アルプス西遠見山(2268b)山頂から約500b過ぎた遠見尾根の稜線(りょうせん)で、愛知県安城市、会社員岩附弘さん(61)が転倒し北側に約五十b滑落、頭を強く打つなどして死亡した。大町署によると、岩附さんは仲間九人と同日朝に入山、五竜岳に向けて登山中だった。


 ◆明神岳で行方不明の男性、遺体で発見(2006/7/9信毎)

 八日午前十時ごろ、県警山岳遭難救助隊のヘリコプターが、北アルプス明神岳の上宮川谷上部の雪渓上に倒れている人影を発見した。松本署員と北ア南部地区遭対協の救助隊員が駆け付けたが、既に死亡しており、民間ヘリで収容した。同署は身元を、一月二日に仲間と二人で下山中、雪崩に巻き込まれ行方不明になっていた大阪府東大阪市の自営業、菅森清さん(50)と確認直検視の結果、死因は凍死だった。


 ◆北アで2人救助、1人見つからず(2006/7/8信毎)

 大町署と県警機動隊は七日朝、北安曇郡白馬村猿倉で、増水した松川を渡れず六日午後から救助を求めていた千葉県千葉市の男性(65)を救出した。男性にけがはなかった。また、大町市の扇沢雪渓で転倒し、やはり六日午後から動けなくなっていた同市の男性(63)を県の防災ヘリコプターで救助した。男性は左足の骨折。

 一方、同村白馬鑓ケ岳の鑓温泉から戻らず行方不明の同村北城の旅館業男性(56)を民間ヘリで捜索したが見つからなかった。八日も捜索する。


 ◆北アルプス鑓温泉から下山の男性不明(2006/7/7信毎)

 六日午後四時四十分ごろ、北安曇郡白馬村の旅館業男性(56)が北アルプス・白馬鑓ケ岳の鑓温泉から戻らないと、勤務先から大町署に届け出があった。同署がヘリコプターで捜索したが見つからなかった。地上の捜索隊はこの男性と別に、同村猿倉で増水した松川を渡れず救助を求めている男性を発見。同署は七日、救出と捜索を行う。

 ◆北ア槍ケ岳で滑落の女性死亡

 北アルプス・槍ケ岳(三、一八○b)で五日、雪渓を滑落、重体だった佐賀県嬉野市、無職百田愛子さん(62)は6日午後三時すぎ、東筑摩郡波田町の病院に運ばれたが死亡が確認された。松本署などによると、死因は頭がい底骨折だった。


 ◆北ア槍ケ岳で滑落、佐賀県の女性が重体(2006/7/6信毎)

 五日午前十一時ごろ、北アルプス槍ケ岳(三、一八○b)の通称グリーンバンド付近を登山中だった佐賀県嬉野市、無職百田愛子さん(62)が雪渓を約五百b滑落した。遭対協隊員が現場に駆けつけたが、頭などを打ち意識不明の重体。悪天候のため、松本署などは六日にヘリコプターで救助する予定。同署によると、百田さんは山岳会仲間五人と四日に入山し、槍ヶ岳を目指していた。


 ◆南ア仙丈ケ岳で記念登山中の67歳男性が病死(2006/7/3信毎)

 二日午前八時二十分ごろ、南アルプス・仙丈ケ岳(3、033b)の小仙丈ケ岳近くの登山道で、上伊那郡南箕輪村、無職町田忠雄さん(67)が意識不明になり、南ア北部地区遭対協隊員、登山者らが北択峠の山小屋へ収容したが、死亡した。伊那署によると、死因は病死。町田さんは長衛祭記念登山に参加していた


 ◆笠ケ岳雪崩で不明男性遺体で見つかる(2006/6/18信毎)

 岐阜県警高山署は十七日、同県高山市の北アルプス・笠ケ岳(二、八九七b)の穴毛谷で同日午前九時四十分ごろ、栃木県高根沢町宝積寺、会社員桜井雅也さん(35)の遺体が見つかったと発表した。桜井さんは四月九日に発生した雪崩に巻き込まれ不明となっていた。

 穴毛谷付近で発生した雪崩では、桜丼さんの登山グループ三人と愛知県の男性の計四人が行方不明になり、桜井さん以外の三人も遺体で見つかっている。


 ◆北ア・常念岳で不明の男性を遺体で発見(2006/6/7信毎)

 北アルプス・常念岳に登ったまま行方不明になっていた松本市梓川、農業原今朝生さん(72)は六日午前七時二十五分ごろ、安曇野署などの捜索により、常念岳頂上から約五百b下の東側斜面で遺体で見つかった。県警ヘリで収容された。同署は、下山の際に頂上付近から滑落したとみて調べている。五日午後から同署などが捜していた。


 ◆南ア駒ヶ岳の遺体は不明の大学教授(2006/6/3信毎)

 南アルプス・駒ケ岳で5月26日に見つかった遺体は2日、伊那署の調べで、神奈川県三浦市初声町、大学教授松井幸雄さん=当時(56)=と分かった。松井さんは昨年9月19日、一人で駒ケ岳に登ったまま行方不明になっていた。


 ◆南木曽岳で愛知県の男性死亡(2006/6/2信毎)

 一日午前九時四十分ごろ、木曽郡南木曽町の南木曽岳登山道で、愛知県春日井市、自営業生田敏隆さん(60)が倒れているのを捜していた木曽署員が発見した。心肺停止状態で、県警ヘリで郡内の病院に収容、死亡を確認した。死因は心筋梗塞(こうそく)。同署の調べによると、生田さんは五月三十一日、町内から入山、同日中に下山する予定だった。家族が一日未明、春日井署に捜索願を出していた。


 ◆南ア駒ヶ岳に身元不明の男性遺体(2006/5/28信毎)

 南アルプス駒ケ岳の伊那市側にある「威力不動岩」付近で遺体が見つかり、二十七日正午前、県警ヘリコプターが収容した。男性で腐敗が進んでおり、伊那署が身元や死因を調べている。遺体は26日に登山者が見つけ、下山後の午後九時ごろ同署に届け出た。


 ◆北ア赤岳で静岡県の男性が重傷(2006/5/7信毎)

 五日午前十時四十五分ごろ、北アルプス赤岳の山頂付近を二人で縦走していた静岡県菊川市。建設業木野幸一郎さん(32)が、浮き石に乗って約百b滑落、右腕の骨を折る重傷を負った。県警ヘリが約一時間半後に救助し、大町市内の病院に収容された。


 ◆黒斑山で登山者死亡(2006/5/5信毎)

 四日午前十一時二十五分ごろ、小諸市の黒斑山山頂付近の登山道で、和歌山県和歌山市、医師河本禎郎さん(69)が倒れているのを、一緒に登っていた妻(67)が見つけた。河本さんは県防災ヘリで南佐久郡内の病院に運ばれたが死亡が確認された。小諸署の調べによると、河本さん夫婦は同日牛前九時ごろ、日帰りの予定で登山を始めたという。外傷はなく、同署は病死とみて調べている。

 


 ◆恵那山で3人を救助(2006/5/5信毎)

 長野、岐阜県境の恵那山(二、一九一b)に三日に登り、下山しなかった男女三人を、捜索中の岐阜県警ヘリコプターが四日午前発見、救助した。

三人にけがはないが、検査のため病院に搬送された。救助されたのは、いずれも愛知県豊橋市の会社員鈴木克幸さん(33)、同大沢翼さん(64)、大沢さんの妻枝美子さん(58)。「道に迷い、ササの葉を体にかぶせて暖を取りながら一夜を過ごした」などと話しているという。


 ◆恵那山登った3人下山せずきょう朝から捜索(2006/5/4信毎)

 三日午後八時四十分ごろ、長野、岐阜県境の恵那山(二、一九一b)に登った愛知県豊橋市の男女三人が下山しないと、同行していた男性会社員から岐阜県警に運絡があった。県警は四日早朝から捜索する。

 中津川署によると、四人は三日午前八時ごろ、日帰りの予定で岐阜県中津川市の「黒井沢登山口」から入山。頂上で男性会社員が別れて先に下山したが、夜になっても三人が下りてこないため同署に連絡した。


 ◆針ノ木雪渓の雪崩で死亡男性の身元確認(2006/5/3信毎)

 大町署は二日、北アルプス針ノ木雪渓で一日に起きた雪崩で死亡した男性の身元を、東京都世田谷区、公務員永井康次郎さん(32)と確認した。

 同署の調べによると、永井さんは単独で入山していた。


 ◆笠ケ岳で雪崩で不明の1人男性遺体発見(2006/4/18信毎)

 十七日午後一時ごろ、岐阜県高山市の北アルプス・笠ケ岳(二、八九七b)で、遺体のようなものがあると山岳ガイドの男性が通報した。同警察がヘリコプターで収容し身元を調べたところ、九日の雪崩で行方不明となつている四人の男性会社員の一人、愛知県小牧市実、高橋秀成さん(39)であることを確認した。

 県警は十八日に、残る三人をヘリで空から捜索する予定。
 県警によると高橋さんは、穴毛谷とニノ沢の合流点付近で雪に一部が埋まっていた。


 ◆笠ケ岳で不明の4人の捜索中断(2006/4/14信毎)

 岐阜県高山市の北アルプス・笠ケ岳(二、八九七b)で行方不明になっている男性会社員四人の捜索を続けていた同県警は13日、地上での捜索を「当分の間中断する」と発表した。新たな雪崩の発生など危険を伴うためで、今後は天候などを見ながらヘリコプターによる空からの捜索を随時行つていく。

 県警は同日も早朝からヘリを出動させたが、四人の手掛かりは見つからなかった。地上の捜索は、現場に雪崩の恐れがなくなる六月下旬以降になるという。


 ◆笠ケ岳4人不明捜索再開できず・岐阜の北ア悪天候で(2006/4/12信毎)

 岐阜県高山市の北アルプス・笠ケ岳(二、八九七b)で、行方不明になった男性会社員四人の捜索は十一日、悪天候のため、難航。県警は「いつ雪崩が起きてもおかしくない状況。。現場に近づけない」と判断、午後六時にこの日の捜索再開を見送った。県警は十二日も十一日とほぼ同じ態勢で、天候の回復を待つ。地上から現場に近づくのは難しいため、ヘリコプターで捜索する予定。

 同センターで、行方が分からなくなっている高橋秀成さん(39)=愛知県小牧市中央=の父親(73)は「こんなことになり、言葉が出ない」と沈痛な表情で話した。ほかの不明者は静岡県磐田市三ケ野、沢野正之さん(39)、栃木県高根沢町宝積寺、桜井雅也さん(35)、神奈川県海老名市河原口、熊谷竜太さん(38)。


 ◆北ア山スキー相次ぎ遭難5人死亡1人重体(2006/4/9信毎)

 8日に北安曇郡小谷村・栂池高原から山スキーのため入山し、新潟県側に向かったまま行方不明になっていた男性5人のうち、新潟県糸魚川市、会社員本田博さん(57)は9日朝、同村の栂池自然園に自力で下山。その後、県警ヘリが北西約700メートルの雪原で倒れていた同市、埼玉県鴻巣市、会社役員三浦秀敏さん(57)、三浦さんの長男で会社役員の健太郎さん(29)、さいたま市の無職牧野憲一郎さん(68)を収容、さらに上方の天狗原で糸魚川市、会社員佐藤照夫さん(66)を収容した。佐藤さんは大町署で、三浦秀敏さん、牧野さんは病院でそれぞれ死亡が確認された。死因はいずれも凍死。健太郎さんは意識不明の重体。

 遠見尾根で雪崩

 9日午後1時10分ごろ、北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場上部にある遠見尾根から平川本谷に下った沢筋で雪崩が発生。山スキーをしていた12人のうち6人が巻き込まれた。大町署によると、2人が死亡、1人が重傷のもよう。

 

 松本市安曇・安房山でも雪崩発生1人が死亡、南アルプス仙丈ケ岳でも雪崩で1人けが

 大町署の調べなどによると、小谷村で遭難した5人は8日午前9時ごろ、栂池高原からゴンドラなどで入山。乗鞍岳山ろくの天狗原を経て、その日の夕方までに山スキーで新潟県・蓮華温泉に到着する予定だった。

 本田さんによると、同日昼ごろに天狗原北側の振子沢をスキーで下ろうとしたが、吹雪で降り口を間違え、別の沢を約300メートル下った。引き返そうと装備を調えている時に幅20メートル、長さ30メートルほどの雪崩に遭い、ビバーク用の装備が入ったザックやスキー板を流された。5人で天狗原まで引き返し、雪で体を埋めてビバーク。9日の明け方、体力消耗で移動が難しくなった佐藤さんを残して4人で下山を始めたが、本田さん以外の3人も途中で動けなくなったという。

 入山時、登山口付近はふぶいており、天狗原を通った時の視界は10メートルほどだったという。


 ◆長野県側から新測へスキーの5人不明に(2006/4/9信毎)

 新潟県警に八日入った連絡によると、山スキーで長野県側から新潟県に向かった男性五人が予定時間を過ぎても宿に到着せず、行方不明になった。新潟県警は遭難したとみて九日早朝から、ヘリコプターで捜索する。


 ◆北ア不明の3人遺体で(2006/4/8信毎)

 七日午後一時ごろ、北アルブス小蓮華山(二、七六八b)を登っていた地元の登山者二人が、頂上近くで人が倒れていると県警に通報した。大町署などが捜索し、既に死亡している男性三人を確認、午後四時半すぎにヘリコプターで収容した。同署によると、死因は三人とも凍死だった。

 同署は七日夜、三人の身元を、いずれも東京の社会人山岳会「京葉山の会」所属の手葉県白井市、公務員高山広秋さん(47)、東京都葛飾区、会社員小林幸長さん(56)、同豊島区、会社員矢田雅博さん(32)と確認した。三人は、白馬岳に向かったまま行方が分からなくなっていた。

 遺体が見つかったのは、小蓮華山の山頂から東側に約五十bの稜線(りょうせん)上。山岳会の三人が登山を予定していた白馬岳山頂からは北東へ約3キロ離れていた。幅二bほど、高さ約四十aの崩れかけた雪洞の中で重なっており、発見時は、体の一部が雪洞の外に出ていたという。

 所持品に、スキー板や、山岳会の男性の名前を書いたアイゼン、安全ベルトがあった。三人はリュックなどが比較的軽装備で、別の場所にべースキャンプを張って主な荷物を置き、発見場所まで移動したとみられる。

 山岳会から不明の届け出があった四日と六日にヘリコブターで白馬岳周辺を捜索したが、その時は手掛かりは見つからなかった。

 


 ◆北ア白馬岳3人戻らず東京の山岳会所属(2006/4/5信毎)

 四日午前九時ごろ、東京の社会人山岳会「京葉山の会」メンバーの男性三人が北アルプス白馬岳(二、九三二b)に向かったまま戻らないと、山岳会から県警に届け出があった。

 三人は、千葉県白井市、公務員高山広秋さん(47)、東京都葛飾区、会社員小林幸長さん(56)、同豊島区、会社員矢田雅博さん(32)。

 大町署によると、登山口に駐車した車がそのままになっており、三人の携帯電話もつながらない状態という。このため、同日、県警ヘリで捜索したが、手掛かりは見つからなかった。五日は、北アルプス北部地区遭対協、県警山岳遭難救助隊が地上からも捜索する。

人は一日午前、北安曇郡白馬村猿倉から白馬岳に入山。二日に大雪渓をスキーで降りて下山する予定だうた。二、三日は吹雪や雨だったという。


 ◆八ケ岳で女性滑落・登山具首に絡まり死亡(2006/3/26信毎)

 二十五日午前十一時半ごろ、八ケ岳連峰・阿弥陀岳北西の沢で、凍った滝を登っていた千葉県習志野市、会社員川口美紀子さん(50)が滑落、肩に掛けていた転落防止などに使う登山用具が首に絡まり宙づりとなった。近くにいた仲間が一一〇番通報し県警ヘリコプターが収容したが、約二時間半後に死亡が確認された。死因は窒息死。

 茅野署によると、川口さんの首に絡まったのは、直径約五十aの輪状のナイロン製「テープスリング」と呼ばれる道具、打ち込んだハーケン(くさび)にザイル(綱)をつなぐのに使う。滑落した際に、近くに打ち込んであったハーケンにスリングが引っ掛かって、首をつったようになったとみて調べている。

 川口さんはアイスクライミング歴十年、当時、所属する川崎市の同好会の仲間三人と二人一組で落差約十五bの凍った滝を登っていたという。


 ◆阿弥陀岳下山中3人が救助要請(2006/3/20信毎)

 十九日午後六時五十分ごろ、八ケ岳連峰の阿弥陀岳(標高二、八〇五b)を下山中の三人パーティーが「凍傷や疲労で動けなくなった」と、近くの山小屋を通じて茅野署に通報した。同署は二十日朝、民間ヘリで救助に向かう予定。

 同署によると、三人は都内の山岳会所属の五十六歳、四十七歳の男性と、四十五歳の女性。五十六歳男性が凍傷を負い、三人とも疲労で動けなくなり下山路の途中でビバークしているという。三人は十八日から一泊二日の予定で入山した。


 ◆北ア唐松岳で4人救助要請(2006/3/14信毎)

 13日午前6時ごろ、北アルプス唐松岳から下山中の愛知県内の4人グループが大町暑に「天候が悪く身動きできない」と救助を要請した。同日は悪天候で救出できず、同署は14日、天候の回復を待ってへリコブターで救助に当たる。

 同署によると、四人は名古屋市、自営業桑原禎蔵さん(53)ら50、60代の登山仲間。11日に北安曇郡白馬村の八方尾根から入山、12日に登頂して下山しようとしたが、天候が悪化したため山頂付近でビバークした。けがはないが食料は残り少ないという。


 ◆北ア八方尾根で雪崩に遭った夫婦を救助(2006/2/28信毎)

 犬町署は二十七日午前十時半、北アルプス八方尾根で雪崩に巻き込まれて救助を求めていた愛知県幸田町、会社員片岡稔さん(48)と妻(52)をヘリコプターで救出した。片岡さんは左足に大けがをしており、大町市内の病院に収容された。妻にけがはなかった。同署の調べによると、二人は二十五日に唐松岳に入山し、下山予定の二十六日午前、雪崩に巻き込まれ約五百b流された。携帯電話を通じて助けを求めていた。


 ◆八ケ岳の雪崩捜索打ち切り(2006/2/15信毎)

他の入山者無事確認

 茅野署は14日夕、八ケ岳連峰硫黄岳南西にある赤岩ノ頭(標高2、656b)近くで11日に発生した大規模な雪崩の捜索を打ち切った。この雪崩では四人が重軽傷を負い、13日になって一人が遺体で収容されたが、登山計画書や山小屋の宿泊記録などで他の入山者の無事が確認でき、さらに遭難者がいる可能性は低いと判断した。

 この日午前、県防災ヘリコプターで二回、雪崩現場付近を捜索したが遺留品などは見つからなかった。また、計画書などから判明した当時の入山者計191人すべての無事を同日までに確認。周辺の山小屋のテント場に無人で持ち主が分からないテントもなく、家族から行方不明者の届け出もないという。


 ◆八ケ岳雪崩 不明の会社員遺体で発見(2006/2/14信毎)

 八ケ岳連峰の硫黄岳南西にある赤岩ノ頭(標高2、656b)近くで11日午前に発生した大規模な雪崩の現場で13日午後5時前、入山したまま行方の分からなくなっていた東京都新宿区、会社員鈴木修一さん(60)が遺体で見つかり収容された。遺体は、長さ数百bの雪崩跡の下部で発見されており、茅野署はこの雪崩に巻き込まれたとみている。

 午後4時ごろ、雪の中からヤッケの一部が出ているのを、捜索中の民間ヘリコプターが発見。ヘリに乗り込み現場に向かった茅野署員らが降下して掘り返したところ、鈴木さんが埋まっており、既に死亡していた。

 調べによると、鈴木さんは10日から一泊二日の予定で単独で入山。10日夜に山小屋「赤岳鉱泉」に宿泊し、11日は地蔵尾根から横岳、硫黄岳を縦走、同日午後に赤岳鉱泉に戻り、その日のうちに帰宅する予定だった。

 今回の雪崩ではほかに2パーティーの計8人が巻き込まれ、4人が重軽傷を負った。同署は登山計画書や登山者カードを提出した登山者の安否確認を進め、13日夜までに鈴木さんを除く全116人の無事を確認した。

ただ、登山計画書などを提出せず入山した登山者もいるとみて、14日もヘリで捜索を続ける。


 ◆八ケ岳で遭難専大生3人無事に救出(2006/2/10信毎)

 八ケ岳連峰赤岳(標高二、八九九b)の立場川本谷上部で救助を求めていた専修大山岳部の男子部員三人は九日、遭難から三日ぶりに民間ヘリコプターで救出された。三人はそれぞれ手や足に軽い凍傷や脱水症状があるものの命に別条はない。

 九日午前十一時四十五分ごろ、三人が峰の樹林帯にいるのを捜索していた民間ヘリが確認した。県警機動隊員がこのヘリに乗り込んであらためて現場に向かい、ホイストで一人ずつつり上げて収容。三人は諏訪郡原村のヘリポートに着陸後、茅野市内の病院に運ばれた。三日程度の入院が必要だが、いずれも「元気だ」と話しているという。

 三人と0Bの男性一人の計四人は六日早朝、日帰りの予定で山小屋のテント場から阿弥陀岳(標高二、八〇五b)に登頂、吹雪のため下山路を誤った。OBは三人とはぐれて自力で山小屋に戻ったが、三人は雪の中で動けなくなっていた。

 茅野市を訪れた専修大山岳部長の小沼堅司教授は「リーダーだった0Bの判断が甘く、下山路を誤った。多くの方に迷惑をかけて申し訳ない」と話した。'

写真:ヘリで救出され救急隊貝の肩を借り救急車に向かう専修大山岳部=9日午後0時47分、原村のヘリポート


 ◆八ケ岳の専大生見つからぬまま(2006/2/9信毎)

 携帯電話で無事確認

 八ケ岳連峰赤岳(標高二、八九九b)南西側の立場川本谷上部で救助を求めている専修大山岳部の三人パーティー捜索のため、七日午後入山した茅野署と諏訪地区山岳遭難防止対策協会のメンバーらは八日未明、三人と接触できないまま下山、同日朝、県警機動隊などが救助に向かった。ヘリコプターでも捜索したが発見できず、午後四時にこの日の捜索を打ち切った。三人は携帯電話の通話で無事が確認され、けがはないという。九日は午前七時ごろから捜索する予定だ。

 茅野署によると、三人は男性の四年生(22)、二年生(20)、一年生(18)。救助に向かった遭対協メンバーら六人のうち男性一人が七日夜、雪崩に巻き迅まれたが救出され、けがはなかった、 八日は機動隊や同部OBら計十四人が入山。三人からは正午前-午後四時に計六回、携帯電話で同署に連絡があり「食料が尽きて空腹だが(動いていないため)体力は回復してきた」と話していたという。

 三人は6日早朝、日帰りの予定で一日分の食料を持ち山小屋のテント場から阿弥陀岳(同二、八〇五b)に登頂。吹雪で下山路を誤った。


 ◆八ケ岳で捜索中雪崩で隊員けが(2006/2/8信毎)

 七日午後六時すぎ、八ケ岳連峰の赤岳(標高二、八九九b)の立場川本谷上部で道に迷い救助を求めていた専修大山岳部の男性二人パーティーを捜していた諏訪地区遭難対策協議会の隊員ら六人のうち、男性隊員一人が現場付近で雪崩に巻き込まれた。二十五分後に別の隊員らに救出され、けがをしているが命に別条はないという。

 調べによると、山岳部の三人は同部0Bの男性と一緒に、テントを張っていた行者小屋(標高二、三五四b)近くから六日早朝、日帰りの予定で阿弥陀岳(標高二、八〇五b)北稜に向け出発。登頂後、吹雪で視界が悪かったため下山路を誤った。三人とはぐれたOBは七日午前、小屋に無事戻った。一夜明けてもパーティーが戻らないため、行者小屋近くのテントに待機していた別の部員が同日午前六時五十五分ごろ、赤岳鉱泉を通じて茅野署に通報。昼ごろ、パーティーから赤岳鉱泉に携帯電話で連絡があり、遭対協隊員らが救出に向かっていた。

 パーティーは遭対協の呼ぴ掛けに応じているが、午後十一時半現在、接触できていない。


 ◆北アで行方不明の山スキーヤー無事下山(2006/2/8信毎)

 北アルプス十石山(標高二、五二四b)へ五日に山スキーに入ったまま戻らなかった埼玉県入間市、公務員八巻聖一さん(47)は7日午後1時すぎ、松本市安曇白骨温泉の登山口から南へ約ニキロ離れた林道に自力で下山した。手足に軽い凍傷を負っているという。松本署の調べによると、八巻さんは日帰りの予定で入山したが悪天候で方向を見失い、雪洞を掘って二晩避難。持っていたパンなどの食料と、携帯コンロで雪を溶かした水で飢えをしのいだという。


 ◆北ア十石山で山スキーの男性帰らず(2006/2/7信毎)

 六日午後五時半ごろ、埼玉県入間市、公務員八巻聖一さん(47)が北アルプス十石山(標高二、五二四b)へ日帰りで山スキーに行くと言って五日に出かけたまま戻らないと、職場の上司が松本署に届け出た。同署が調べたところ、登山口のある松本市安曇白骨温泉の駐車場に八巻さんの車があった。同署は、八巻さんが下山していない可能性が高いとみて、七日にヘリコプターで捜索する。


 ◆山スキー中雪崩 新潟で3人重傷(2006/1/29信毎)

 二十八日午後零時十五分ごろ、新潟県妙高市の前山(一、九三五b)で雪崩が発生し、山スキーをしていた男女七人のうち三人が巻き込まれた。三人は仲問に救出されたが、足などを折り重傷。

 けがをしたのば、川崎市麻生区栗木の無職倉崎次雄さん(75)、東京都板橋区成増の会社員押川亜紀子さん(34)、埼玉県鴻巣市雷電の同清水三枝子さん(38)。

 妙高署の調べでは、七人が前山の標高約千七百b付近を登っていた際、上から幅約百五十b、高さ約b炉の雪が滑り落ちてきたという。


 ◆甲斐駒ヶ岳長野の男性凍死(2006/1/10信毎)

 九日午前八時ごろ、山梨県南アルプス市芦安芦倉の甲斐駒ケ岳で、長野市吉田一、会社員北条明さん(55)が倒れているのを登山者が見つけ、山小屋を通じて一一〇番した。県の防災ヘリが救助に向かったが、北条さんは既に死亡していた。死因は凍死とみられる。

 南アルプス署の調べでは、所持していたメモによると北条さんは六日に長野県側から登り始めた。登山道などに残っていた跡から、道を間違えて斜面を滑落したとみられる。


 ◆北ア明神岳の遭難男性を確認できず(2006/1/7信毎)

 北アルプス・明神岳で三日、男性二人が雪崩に巻き込まれ、大阪府東大阪市の男性(50)が現場に残されている遭難で、松本署は六日、民間ヘリで救助に向かったが、現場付近でさらに雪崩が起きていたため男性を確認できず、引き返した。

 同署によると、現場は雪崩が起きやすい状況で、歩いては近づけないという。ヘリによる捜索、救助作業は7日以降も続ける予定。


 ◆北ア慶島槍で救助求めていた3人を救出(2006/1/7信毎)

 大町署と県警山岳遭難救助隊は六日午前、北アルプス鹿島槍ケ岳の避難小屋で四日から救助を求めていた兵庫県尼崎市、村田行弘さん(69)ら三人グループを民間ヘリコプターで救出した。三人は大町市内の病院に運ばれ、村田さんは両手に凍傷を負っているが、他の二人にけがはなかった。
五日まで天候が悪く、ヘリが近づけなかった。


 ◆北ア明神岳の遭難悪天候で救助中断(2006/1/6信濃毎日新聞)

 北アルプス・明神岳に登った男性二人が三日雪崩に巻き込まれ、一人が自力脱出した遭難で、松本署は五日、現場に残された大阪府東大阪市の男性(50)の救助に県警ヘリで向かったが、強風と雪のため途中で引き返した。六日以降、天候の回復を待って再度救助に向かう。また、大町署も、鹿島槍ケ岳で避難小屋に待機している三人グループの救助を、悪天候のため六日に延期した。


 ◆下山中の雪崩で1人「心肺停止」
北ア明神岳でと通報(2006/1/5信濃毎日新聞)

 四日牛前十一時三十五分ごろ、大阪府吹田市の会社員男性(44)が、北アルプス・明神岳(二、九三一b)を下山中の三日、仲間と二人で雪崩に巻き込まれ、大阪府東大阪市の男性(50)が心肺停止になったと松本署に一一〇番通報した。

 同署によると、雪崩が起きたのは三日午前九時ごろ。二人は明神岳から下山途中、標高約二千bの通称上宮川谷の辺りで雪崩に遭ったという。通報した会社員男性は自力で脱出し、約一時間後に仲間を発見し、人工呼吸を施したが心肺停止状態だったという。会社員男性は自力で脱出し、上高地まで下山、通報した。

 県警ヘリコプターが救助に向かったが、強風と雪のため現場に近づけなかった。五日以降、天候の回復を待って救助に向かう予定。

 同署によると、現場は急傾斜地を通る登山ルートで、通る人は比較的少ないという。二人は昨年十二月二十九日に上高地から入山、三日に下山する予定だった。


 ◆鹿島槍登山の3人救助要請(2006/1/5信濃毎日新聞)

 四日午前八時二十分ごろ、北アルプス鹿島槍ケ岳に登っていた三人グループが、仲間が凍傷で動けなくなうたので救助してほしいと一一〇番通報した。この日は終日ガスが晴れなかったため、大町署は五日、天候の回復を待ってヘリコプターで救助に向かう。

 三人は兵庫県尼崎市、村田行弘さん(69)、大阪府枚方市、三宅賢治さん(56)、東京都江戸川区、尾崎直寛さん(42)。村田さんが右手に凍傷を負っているという。三人は山登りの仲間で、昨年十二月三十一日、大町市の大谷原登山口から入山し、今月三日に同じ場所に下山の予定だった。ルートにある冬山用の避難小屋に待機しているが、食料が残リ少なくなっているという。


 ◆白馬村のスキー場で奈良市の男性死亡(2006/1/5信濃毎日新聞)

 四日午後一時三十五分ごろ、北安曇郡白馬村のHakuba47スキー場中級者ゲレンデ脇で、スキー場のパトロール隊員が、雪の中に上半身が埋まったスキーヤーを見つけた。村内の医師が現場で死亡を確認した。大町署の調べによると、スキーヤーは奈良市帝塚山、会社員黒田渡さん(29)で、死因は窒息死。ゲレンデの外を滑走中に転倒したとみて調べている。


 ◆スキーで不明の白馬村の高校生は自力で下山(2006/1/5信濃毎日新聞)

 北安曇郡白馬村で三日、白馬五竜スキー場から隣接のHakuba47スキー場に向かったまま行方不明になった同村の高校一年生男子(17)は四日午前零時すぎ、自力で下山し、家族に連絡した。けがはないという。大町署によると、高校生は同スキー場のゲレンデ外に滑走、迷ったという。


 ◆スキー中に雪崩 横浜の男性死亡(2005/11/24朝日新聞)

 23日午前11時半ごろ、富山県の立山連峰・浄土山(2831b)で山岳スキーをしていた横浜市港北区、会杜員松本伴之さん(51)が、山頂から約130b下の北側斜面で雪崩に巻き込まれた。県警山岳警備隊に救助されたが、まもなく死亡した。県警によると、立山の山岳スキー中の遭難死はこの冬初めて。

 上市署の調べによると、一緒に滑っていた友人らも雪崩に巻き込まれた。友人らは自力で脱出し、雪崩用の電波探知機で20分後に松本さんを掘り起こしたが、すでに呼吸が止まっていたという。


 ◆北アで遭難の女性救助(2005/11/4中日新聞)

 高山署は3日、高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・錫丈岳で2日に転落して右足を負傷した岐阜市の公務員女性(33)と、登山仲間の男性(53)を県警ヘリで救助した。2人とも命に別条はなかった。


 ◆白馬岳大雪渓クレバス転落し1人けが(2005/10/3信毎)

 二日午前八時四十五分ごろ、北アルプス白馬岳の白馬大雪渓中腹で、東京都江戸川区、パート従業員男性(37)がクレバスに転落した。約一時間半後に北ア北部地区遭対協隊員と山小屋従業員が救助、男性は唇を切る軽傷で、隊員らに付き添われて自力で下山した。

 大町署は「雪が降る前のこの時期が一年で一番クレバスの多い時期」と登山者に注意を呼ぴ掛けている。

 同署の調べによると、男性は大雪渓を単独で下山中、足を滑らせ、雪の中に斜めにできていた割れ目を距離で約八b、高低差で約三b滑って止まった。自力で上部まではい上がり、通り掛かった登山者に助けを求めた。

 ◆飯島町でキノコ採りの男性が不明に

 二日午後二時二十分ごろ、上伊那郡飯島町七久保日向沢の山林にキノコ採りに来た名古屋市北区、会社員岩田純一さん(61)の姿が見当たらなくなったと、一緒に来た仲間が駒ケ根署に届け出た。同署や町消防団などが探したが見つからず、三日も捜索する。


 ●北ア唐沢岳幕岩で転落の男性は死亡(2005/9/26信毎)

 大町署などは二十五日、北アルプス唐沢岳(二、六三二b)の幕岩でロッククライミング中に転落し意識不明となった東京都新宿区、医師長汐千秋さん(30)を収容した。長汐さんは既に死亡していた。死因は肺損傷。
 長汐さんは二十四日午前、仲間二人とロッククライミング中、横に移動した際に草で滑って転落、約二十b下の岩壁に体を打ちつけたらしい。


 ●北ア唐沢岳で男性転落意餓不明(2005/9/25信毎)

 二十四日午前十時半ごろ、北アルプス唐沢岳(二、六三二b)幕岩のC沢で、仲間二人とロッククライミングをしていた東京都新宿区、医師長汐千秋さん(30)が約二十b転落、仲間が岸壁下部に収容したが意識不明となった。近くを通リ掛かったパーティーが同日午後七時半ごろ、山小屋を通じて大町署に通報した、三人は現場でビバークしているという。同署は二十五日朝、救助に向かう。


 ●南ア・駒ケ岳から大学教授戻らず(2005/9/22信毎)

 二十一日午前八時半ごろ、南アルプス・駒ケ岳(二、九六七b)に登った神奈川県三浦市、大学教授松井幸雄さん(56)が下山予定日を過ぎても戻らないと、家族が伊那署に届け出た。この日の捜索で松井さんは見つからず、同署は二十二日も朝から捜索する。調べによると、松井さんは十九日に北沢峠から入山、二十日下山の予定だった。十九日午後六時ごろ、松井さんから駒ケ岳頂上にいるとのメールが家族の携帯電話届いた。


 ●八ケ岳で男性救助(2005/9/20中日新聞)

 十九日午前七時半ごろ、八ケ岳連峰・赤岳で、下山中の埼玉県さいたま市中央区、会社員青野義夫さん(58)が斜面で足を滑らせて転倒、頭を打って動けなくなり県警ヘリに救助された。両手足がまひをしているが、命に別条はないという。
 南佐久署によると、青野さんは十七日から二泊の予定で入山。十九日朝、赤岳山頂から尾根づたいに下山していたが、道に迷って沢で転んだ。県警は、青野さんが迷い込んだところに看板を立てることを検討している。


 ●前穂高岳で男性が滑落死(2005/9/19信毎)

十八日午前七時四十五分ごろ、北アルプス・前穂高岳(標高三、〇九〇b)の通称・三峰付近で岩場を登っていた東京都世田谷区、団体職員岸本浩さん(63)が約四十b滑落。県警ヘリで松本市内の病院に運ぱれたが、脳挫傷などで死亡が確認された。松本署によると、同日、上高地から入山したばかりだった。


 ●槍ケ岳で男性転落、遺体で発見(2005/9/16信毎)

十五日午後二時十分ごろ、北アルプス槍ケ岳・北鎌尾根の北鎌沢で、神奈川県横浜市、自営業畠中丘さん(55)が転落して死亡しいてるのを、捜索中の県警ヘリコプターが発見、収容した。死因は頭蓋(ずがい)骨陥没骨折などだった。畠中さんは十日、二泊三日の予定で単独で入山したまま戻らず、家族が十四日に届け出ていた。


 ●西穂高岳の滑落死は都内の男性(2005/9/5信毎)

北アルプス・西穂高岳山頂付近で三日朝、登山道から滑落して死亡した男性は、松本署のその後の調べで東京都多摩市、無職池田竹次さん(64)と分かった。


 ●北ア・西穂高岳で男性が滑落死(2005/9/4信毎)

三日午前七時十五分ごろ、北アルブス・西穂高岳(標高二、九〇九b)山頂付近の登山道から男性が約百b下の岩場に滑落。県警ヘリで東筑摩郡波田町内の病院に運ばれたが、頭を強く打っており死亡した。松本署の調べによると、男性は東京都内に住む無職の六十代とみられ、ガイドを含む十四人パーティーで二日に上高地から入山。西穂高岳、奥穂高岳を回り、四日に下山予定だった。


 ●西穂高岳で新潟市の女性が滑落死(2005/8/29信毎)

 二十八日午前八時半ごろ、北アルプス・西穂高岳の通称「西穂独標」付近で、新潟市つくし野、無職白坂昌子さん(62)が約百b下の岩場に滑落した。同行者が携帯電話で一一〇番通報し、白坂さんは県警ヘリで松本市内の病院に運ばれたが、脳挫傷で死亡していた。白坂さんは七人で二十七日に岐阜県側から入山、西穂高岳に登り、二十八日に下山予定だった。


 ●男女倉沢川の遺体は岡谷市の男性(2005/8/25信毎)

 小県郡和田村の男女倉沢川で二十三日に見つかった遺体は二十四日、丸子署の調べで岡谷市天竜町の無職男性(87)と分かった。家族が体の特徴、着衣、所持品などから確認した。男性は七月下旬、「霧ケ峰方面に山歩きに行く」と言って家を出たまま戻らず、家族が岡谷署に捜索願を出していた。


 ●滑落か、北ア奥穂−西穂高岳間に男性遺体(2005/8/20信毎)

 十九日午後二時五十分ごろ、北アルプスの奥穂高岳、西穂高岳間の稜線(りょうせん)=通称・天狗の頭(てんぐのかしら)=から約百b下の岩場で、前橋市の自営業羽鳥貞雄さん(65)が倒れているところを発見された。県警へりが松本市内の病院に運んだが、頭などを強く打っており死亡が確認された。松本署は羽鳥さんが滑落したとみて調べている。


 ●山ノ内町の渓谷で女子大学生が滑落死(2005/8/18信毎)

 十七日午前九時ごろ、下高井郡山ノ内町平穏の魚野川渓谷で、沢登りをしていた東京都足立区、大学二年本多由佳子さん(22)が約四十b下の魚野川に滑落、県警ヘリで中野市内の病院に運ばれたが頭を強く打っており死亡が確認された。中野署によると、本多さんは東京の大学の山岳部員。同部OBで埼玉県の会社員男性(34)と男子部員の三人パーティーで入山していた。会社員も、本多さんが滑落する十分ほど前に約三十b滑落し、両足打撲などの軽傷。


 ●北アで転落の男性、遺体で収容(2005/8/15信毎)

 北アルプス鹿島槍ヶ岳と五竜岳の間にあるキレツト小屋近くの稜線(りょうせん)から十三日転落した千葉県船橋市、会社員松田万里(まさと)さん(40)は十四日午後零時半ごろ、県警山岳遭難救助隊が遺体で発見し、同日午後五時すぎ、民間ヘリコプターで大町署に収容した。同署によると、松田さんは足を滑らせて約五十b下に転落、首の骨を折り死亡した。


 ●北ア鹿島槍ヶ岳で男性転落(2005/8/14信毎)

 十三日午前十時ごろ、北アルプス鹿島槍ヶ岳と五竜岳の間にあるキレット小屋近くの稜線(りょうせん)から、千葉県船橋市の男性会社員(40)が転落した。大町署によると現場はガスがかかっていて同日は、男性の姿を確認できなかった。同署は、十四日に天候の回復を待って、県警ヘリコプターで救助に当たる。男性は仲間と三人パーティーで、五竜岳から鹿島槍ヶ岳に向かう途中だった。


 ●登山の高二死亡 高山病が原因か(2005/8/3信毎)

 北ア蝶ケ岳   

 二日午前三時すぎ、松本市安曇の北アルプス・蝶ケ岳(標高二、六七七b)の通称・長塀(ながかべ)尾根登山道で、大阪府豊中市、高校二年生広瀬赳(たける)さん(16)が意識を失ったと、一緒にテントに泊まっていた父親(51)から携帯電話で近くの山小屋に連路があった。

 赳さんは県警ヘリコプターで市内の病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。
 松本署によると、検視で死因は肺水腫と判明。
赳さんに持病はなく、高山病の可能性があるという。二人は七月三十日、上高地から入山。三泊四日の日程で北アを縦走し、二日に下山予定だつた。


 ●八ヶ岳で男性が滑落死亡ほか事故多数(2005/7/25信毎)

 二十四日午前九時十分ごろ、八ヶ岳連峰硫黄岳(二、七六〇b)の爆裂火口で男性が約三十b滑落しており呼び掛けても返事がない、と登山者が硫黄岳山荘を通じて茅野署に通報した。男性は県警へりで茅野市内の病院に運ばれたが、脳挫傷などで死亡していた。

 茅野署の調べによると男性は岐阜県の会社員坂川幸洋さん(44)。二十三日から日帰りの予定で入山していた。

 ◆中岳中腹では縦走中の男性(66)が二十四日午前、滑落し、頭頂部挫創のけがを負い民間へりで諏訪市内の病院に収容された。

 ◆木曽郡王滝村の御岳山八合目付近で午後二時ごろ、大阪府大東市の女性会社員(30)が気分が悪くなって動けなくり、県警へりが救助。同郡南木曽町田立の螺旋(らせん)の滝近くの遊歩道でも午後二時半ごろ、愛知県尾張旭市の男性(73)が数十b下の沢に転落、木曽消防署や消防団などが午後八時すぎに救助したが、足の骨を折った。

 ◆南安曇郡穂高町の常念岳登山道近くの沢では午後二時二十分ごろ、女性が倒れているのを県警ヘリが発見、死亡が確認された。豊科署の調べによると女性は岡山市野田、放射線技師伊石浩子さん(41)。北アルプス方面に行くと言って十一日に家を出たまま戻らず家族が授索願を出していた。同署は十二日に誤って沢に滑落したとみている。


 ●「北ア登山へ」告げた岡山県の女性不明(2005/7/18信毎)

 北アルプスに単独で登ると言って出かけた岡山市野田の放射線技師女性(41)が帰宅予定の十四日になっても帰らないと、家族が十七日、岡山県警に届け出た。連絡を受けた松本署の調べでは、山小屋に宿泊した形跡はなく、目撃した登山者もいないという。女性は身長一六〇aのやせ形で、べージユ色の大型リュックサック、黒のバッグ、青いピッケルなどを持っているという。


 ●北ア爺ケ岳で意識不明の男性死亡(2005/7/17信毎)

 十六日午前十一時ごろ、北アルプス爺ケ岳山頂付近で、横浜市、会社役員得平稔夫さん(61)が意識不明となり、県警へリで大町市内の病院に収容されたが、午後一時二十分すぎ、死亡が確認された。大町署によると病死。得平さんは爺ケ岳から五竜岳まで二泊三日で縦走する予定で、山仲間三人と同日入山した。


 ●北ア鳴沢岳で三重の女性滑落死(2005/7/16信毎)

 十五日午後零時十分ごろ、北アルプス鳴沢岳新越乗越付近の稜線(りょうせん)で、三重県津市、無職三崎久恵さん(61)が約二百b転落、頚椎(けいつい)骨折などで死亡した。大町署の調べによると、三崎さんはいとこ夫婦との三人パーティーで十四日に入山し鳴沢岳から爺ケ岳へ縦走中だった。ストックをうまく付けずにバランスを崩したとみている。


 ●北ア奥穂高岳で千葉県の男性が滑落死(2005/7/3信毎)

 二日午後山時ごろ、北アルプス奥穂高患(三、一九〇b)から涸沢に向け下山中の千葉県市川市、団体職員小松充明さん(52)が、涸沢上部の登山道でバランスを崩し、約三百b滑落した。小松さんは民間ヘリで東筑摩郡波田町内の病院に運ばれたが、頭などを強く打ち死亡が確認された。松本署によると、小松さんは妻と1日から2泊3日の日程で入山。当時、妻の後ろを歩いていたという。


【県外情報】
 ●奥多摩で登山客襲い強盗容疑の男逮捕(2005/6/19信毎)

 東京・奥多摩で登山者を襲って重傷を負わせ、現金などを奪ったとして、警視庁青梅署は八日、強盗致傷の疑いで住所不定、無職萩原恒美容疑者(55)を逮捕した。

 調べでは、萩原容疑者は五月二十六日午後、東京奥多摩町の天目山登山道で、下山途中だった男性(81)を後ろから棒のようなもので殴って二カ月のけがを負わせ、現金六千円とデジタルカメラなどを奪った疑い。

 萩原容疑者は奥多摩の登山用休憩所などに寝泊まりしており、被害者が覚えていた犯人の特徴から浮上した。天目山では六月八日にも同様の事件があり、青梅署は余罪とみて追及する。


 ●南牧村で岩登りの男性が転落し重体(2005/6/14信毎)

 十二日午前十一時ごろ、南佐久郡南牧村海尻の岩場でロッククライミングをしていた東京都板橋区、公務員小友栄弘さん(52)が約十b転落、県消防防災ヘリコプターに救助され佐久市内の病院に運ばれたが、頭を強く打ち重体。


 ●北アの不明学生3人目遺体確認(2005/6/14信毎)

 大町署は十二日午前十時半ごろ、北安曇郡白馬村の中山沢で十一日に見つかった遺体を県警ヘリコプターで収容、身元を北アルプス杓子(しゃくし)岳に一月に登山したまま行方不明になっていた仏教大(京都市)山岳部一年、耕田智英さん(20)と確認した。これで不明だった三人全員が遺体で発見された。

 はかの二人はともに仏教大山岳部三年の高橋常吉さん(21)と樽本太志さん(21)。今月六、七日にやはり中山沢で遺体で見つかった。大町署によると、三人とも寝袋に入った状態で、死因は窒息死。テントで休んでいて雪崩に巻き込まれたのではないかとみている。


 ●不明仏教大生か北アで遺体発見(2005/6/12信毎)

 北アルプス杓子(しゃくし)岳(二、八一二b)に一月に登山したまま行方不明になっていた仏教大(京都市)山岳部一年、耕田智英さん(20)とみられる遺体が十一日午後四時四十五分ころ、北安曇郡白馬村の中山沢で見つかった。現場周辺の天候が悪いため、大町署は十二日以降、天候の回復を待って県警ヘリコブターで収容する。

 行方不明になった三人のうち、ほかの二人が遺体で見つかった付近を遭対協の救助隊員と大学関係者りが捜索。発見現場から約百五十b下方で、深さ約四十aの雪の中にシュラフに入った状態で埋もれているのが見つかった。


 ●北アの不明学生 2人目遺体発見(2005/6/8信毎)

 北アルプス杓子岳に一月に登山したまま行方不明になっていた、仏教大(京都市)山岳部三年、樽本太志さん(21)の遺体が七日午後一時前、中山沢上流で見つかり、県警ヘリで収容された。調べによると、六日に高橋ロ吉さん(21)の遺体が見つかった場所から約十b上の探さ約二bの雪の中で、樽本さんはシュラフに入った状態で見つかった。死因は窒息死という。

 大町署は八日早朝から残る一人を捜索する。


 ●北アで不明学生1人の遺体発見(2005/6/7信毎)

 北アルプス杓子岳に登山中、行方不明になっていた仏教大(京都市)山岳部員三人のち、三年生高橋ロ吉さん(21)の遺体が六日、標高約千六百bの中山沢上流部で見つかり、県警ヘリで大町署に収容された。同署は七日、高橋さんの遺体が見つかった現場付近で、残る二人を捜す。

 遺体は山岳部OBが見つけた。同署の調べによると、現場は五月中旬にOBが仲間のザックを見つけた場所から約十b上流の雪の下で、高橋さんはシエラフに入った状態だった。死因は窒息死とみられる。

 三人は一月五日に入山し、九日に下山の予定だった。OBの捜索でこれまでに、テントの破片など登山用具や三人が行動を一月七日まで記したメモが見つかっていた。同署は三人が一月七日ごろ、悪天候でビバークしていた際に、雪崩に巻き込まれたとみている。


【県外情報】
 ●不明の登山者15人自力下山(岩手県)(2005/6/5岩手日報)

焼石岳(1,548メートル)で行方不明となった関東の男女15人は、5日午前5時20分すぎ、北上市の夏油温泉近くに自力で下山した。けがはなかった。

 一行は、小雨が降る中、雨具姿で傘などを差しながらしっかりとした足取り。登山を企画した茨城県筑西市の大多和文雄さん(60)は「雪が深く、木の枝についている登山ルートの目印を探すのに時間がかかり、夜になったので野宿した。新聞紙を体に巻き、使い捨てカイロで暖を取って眠った」と話した。全員が携帯電話をかけ続けたが、つながらなかったという。

 県警によると、15人は大多和さんのほか東京都8人、茨城、神奈川、埼玉県が各2人の40−70代の登山愛好者。男性が5人で、女性は10人。4日午前6時から岩手県胆沢町の中沼登山口から入山、焼石岳経由で、午後6時ごろ夏油温泉近くに下山する計画だった。

 県警の捜索隊は、5日午前6時ごろから登山道付近の捜索をする予定だった。


 ●奥穂で不明の2人を遺体で発見(2005/5/15信毎)

 北アルプス奥穂高岳に向けて穂高岳山荘を12日に出発したまま行方不明になっていた東京都の60代の男性2人が14日、山頂から300m下とさらに100m下の斜面で、岐阜県警の捜索隊に相次いで遺体で発見、収容された。死因はそれぞれ脳挫傷と凍死。


 ●北アで不明の仏教大生のザック発見(2005/5/14信毎)

 13日午前10時40分ごろ、北アルプス杓子岳ふもとの中山沢で、1月に入山し、行方不明となっている仏教大学(京都市)山岳部員3人のうち耕田智英さん(20)の小型ザックを同部関係者が見つけ、大町署に通報した。大町署は14日朝から、県警救助隊員、遭対協隊員ら十数人体制で一帯を捜索する。


 ●野草原因で女性死亡か 共に食事の男性食中毒(2005/5/7信毎)

 伊那保健所は6日、駒ケ根市内の自営業男性(61)が、有毒の野草、バイケイソウかコバイケイソウによる食中毒になったと発表した。この男性と同じ野草を食べた市内の無職女性(58)が5日夜に死亡しており、駒ケ根署は女性の死因もこの毒草とみて調べている。

 県食品環境課によると、バイケイソウかコバイケイソウによる県内の食中毒被害は、1976(昭和51)年以降2件、9人。死亡事例となると「全国でも極めてまれ」という。

 同署と同課によると、2人は5日午前、同市中沢の山林に山菜採りに出掛け、午後1時ごろから市内の飲食店で、採ってきた葉で焼き肉を包んで食べた。午後8時ごろ、女性が自宅で倒れているのを家族が見つけ、自宅で医師が死亡を確認した。男性は同日夜、激しい吐き気や下痢を訴え、入院。男性宅でバイケイソウかコバイケイソウの葉が見つかった。保健所は、似ていて食べられる野草オオバギボウシと誤ったとみている。男性の症状は治まりつつあるという。

 同課などによると、バイケイソウとコバイケイソウは湿地などに生える野草で、有毒なアルカロイド類を含んでいる。新芽は食草のオオバギボウシとよく似ている。

写真:食中毒になった男性が食べたとみられるバイケイソウかコバイケイソウの葉


 ●GW遭難相次ぐ八ヶ岳 (2005/5/7信毎)

 八ヶ岳連峰では5日午前11時40分ごろ、阿弥陀岳から下山中の東京都新宿区、会社員大塚秀一さん(57)が茅野市玉川の南沢付近で転倒し左腕の骨などを折る重傷。茅野署員らに救助された。  


 ●北ア蝶ケ岳で男性が滑落、重傷 (2005/5/6信毎)

 5日午後零時20分ころ、北アルプスの常念岳から蝶ケ岳へ縦走していた大阪府熊取町、公務員巌根晃哉さん(36)が、雪渓の上で足を滑らせた妻(34)を助けようとして約200メートル滑落。 巌根さんは右足太ももの骨を折る大けが。妻は約150メートル滑落し、左ひざを打つなどの軽傷。豊科署によると、巌根さんは夫婦で4日に上高地から入山していた。


 ●北ア爺ケ岳では1人救助 (2005/5/6信毎)

 5日午前10時ごろ、大町市の北アルプス・爺ケ岳(2670メートル)の南尾根で、金沢市野町、無職大竹春生さん(72)を捜索していた県警救助隊員が発見、県警ヘリで救助した。 大竹さんは顔などに軽いけが。4日午後3時半ごろ、仲間2人が先に下山してしまい、道に迷ったという。


 ●北ア餓鬼岳で静岡の男性死亡 (2005/5/5信毎)

 4日午後9時ごろ、静岡市の税理士酒井鉄雄さん(72)の家族から、酒井さんが北アルプス餓鬼岳(2647メートル)に登山したまま帰らない、と大町署に通報があった。 5日午後1時20分ごろ、捜索していた県警ヘリが、大町市の白沢登山口から約1・5キロの登山道から、約40メートル下の紅葉ノ滝付近で酒井さんを発見したが、既に死亡していた。酒井さんは登山道から転落したとみられる。


 ●北ア槍ケ岳登山の福岡県の男性が死亡 (2005/5/6信毎)

 二十九日午後五時五十分ごろ、北アルプス槍ケ岳・殺生ヒュッテ近くの登山道で動けなくなっている男性がいると、登山者から山小屋を通じて松本署に連絡があった。天候が回復した三十日午前七時、遭対協救助隊がヘリコプターで収容したが、死亡していた。同署によると、男性は福岡県芦屋市、無職早川俊一郎さん(七四)で、単独で入山し、凍死したらしい。


 ●槍ケ岳で男性が死亡 (2005/4/30信毎)

 29日午後5時50分ごろ、北アルプス槍ケ岳・殺生ヒュッテ近くの登山道で動けなくなっている男性がいると、登山者から山小屋を通じて松本署に連絡があった。 天候が回復した30日午前7時、遭対協救助隊がヘリコプターで男性を収容したが、既に死亡していた。単独で入山した福岡県内の70代男性とみられ、同署で身元や死因の確認を急いでいる。


 ●北ア・大滝山で静岡の男性を遺体で発見(2005/4/25信毎)

 二十四日午後三時二十分ごろ、北アルプス・大滝山付近の尾根で静岡県浜松市の会社員奈良尾睦さん(四五)が倒れているのを県警山岳遭難救助隊がへりで発見した。体の一部が雪に埋まって死亡しており、豊科署は凍死の可能性があるとみて調べている。同署の調べによると、奈良尾さんは二一日夜、北ア・蝶ケ岳に行くと言って自宅を出発。予定の二十三日になっても帰宅せず、二十四日午後、家族が豊科署に捜索願を出した。