◆死亡した男性の身元判明(2008/7/9信毎)

 北アルプス・槍ヶ岳の槍沢天狗(てんぐ)原分岐付近で七日午後、倒れているのが見つかり、収容先の松本市内の病院で死亡が確認された男性は八日、松本署の調べで神奈川県相模原市橋本、無職秋本秀志さん(55) と分かった。死因は心不全とみられる。秋本さんはl人で六日に上高地から入山、十日に下山予定だった。


 ◆槍ヶ岳豊山の男性死亡(2008/7/8信毎)

 七日午後二時半すぎ、北アルプス・槍ヶ岳(三、一八〇b)の槍沢天狗(てんぐ)原分岐付近に男性が倒れているのを、山荘従業員が見つけ、松本署に連絡した。男性は意識がなく、県消防防災ヘリなどで松本市内の病院に運ばれたが、午後六時前、死亡が確認された。目立った外傷はなく、同署が身元や死因を調べている。


 ◆白馬で死亡の男性は脳挫傷(2008/6/16信毎)

 北安曇郡白馬村の松川で十五日、遺体で見つかった小県郡青木村田沢、整体師柳沢光吉さん(梨の死因は、大町署の十六日までの調べで脳挫傷と分かった。柳沢さんは十五日、パラグライダーで同郡小谷村栂池高原から飛び立った後、松川で流されているのを通行人が目撃した。同署は、墜落したのか、着陸後に流されたのかを含め、経緯を調べている。


◆北穂高岳で男性が滑落死(2008/6/16信毎)

 十五日午前九時ごろ、北アルプス北穂高岳(三、一〇六b)で、上高地へ下山中の男性二人が相次いで滑落した。県の防災ヘリコブターで松本市内の病院に運ばれたが、京都府長岡京市、会社員水谷広明さん(42)が岩場で頭を強く打って死亡、東京都内の男性(60)も軽いけがをした。二人は面識がなく、山で出会ったもう一人の男性と三人で下山中、死亡した男性が標高約二千七百b付近の雪面で足を滑らせて雪上を約百五十b滑落。都内の男性も別の場所で約十分後に約四百b滑落し、もう一人の男性が涸沢小屋にたどり着いて救助を求めた。


◆八ヶ岳で滑落、男性死亡(2008/5/1信毎)

 三十日午前十時半ごろ、八ヶ岳連峰赤岳(二、八九九b)山頂近くで、東京都世田谷区用賀、会社員守屋隆史さん(57)が立場沢側へ約三百b滑落、県警ヘリで茅野市内の病院に収容されたが、午後二時二十三分に死亡が確認された。茅野署によると、守屋さんは同僚と二人で二十九日に入山し、三十日下山する予定だった。


◆北ア・五竜岳で遺体収容(2008/4/29信毎)

北アルプス五竜岳(二、八一四b)に向かったままになっていた群馬県高崎市、自営業新井裕己さん(32)は二十八日午前八時すぎ、五竜岳山頂東側のがけ下約三百bの雪の上に倒れているのを捜索中の県警ヘリが見つけ、収容された。頑などを強く打っており、既に死亡していた。新井さんは東大スキー山岳部の監督。


◆北ア五竜岳登山者帰らず(2008/4/28信毎)

 二十七日午後六時すぎ、北アルプス五竜岳(二、八一四b)に向かった群馬県高崎市、自営業新井裕己さん(仰望が帰らないと、新井さんの知人が北ア北部地区山岳遭難防止対策協会員を通じて大町署に届けた。二十三日に北安曇郡白馬村のHakuba47スキー場から入山し、五竜岳とを往復し二十四日に下山予定だった。同スキー場駐車場で新井さんの乗用車が見つかった。二十八日、県警ヘリで捜索する。


◆爺ヶ岳で山スキー 雪崩1人死亡(2008/4/13信毎)

 十二日午後三時半ごろ、北アルプス爺ケ岳の扇沢で、山スキーで下山中だった東京都小平市、自営業山屋徹さん(36)が雪崩に巻き込まれ、県警ヘリで松本市内の病院に運ばれたが、頭などを強く打っており、同五時半すぎに死亡が確認された。

 大町署の調べによると、山屋さんは妻や友人男性と三人で同日午後二時ごろ、爺ケ岳に向かう相原新道を登り始め、午後三時ごろから沢筋を滑っていた。雪崩の発生時、山屋さんは先頭にいたという。山屋さんが持っていたビーコン(発信装置)で位置が分かり、同行した二人が雪の中から救出、一一〇番通報した。山屋さんの山スキー歴は七、八年という。

 同署は雪崩の規模などを調べている。扇沢周辺では、山スキーによるとみられるシュプールがみられるという。


◆佐久穂町で登山者の遺体(2008/3/30信毎)

 二十九日午後二時半ごろ、南佐久郡佐久穂町八郡の林道脇で、雪の上に登山服姿の男性が倒れているのを登山者が見つけ、山小屋を通じて南佐久署に届けた。県警ヘリで収容したが既に死亡しており、同署が身元を調べている。男性は七十歳くらいで身長一七四a。がっちりした体格で白髪、眼鏡を掛けている。カーキ色のジャンパーに黒のズボン姿で、「ピラタス蓼科ロープウエイ」の往復券などを持っていた。


◆中アの雪崩遭難男性遺体で収容(2008/2/13信毎)

 中央アルプス伊那前岳(二、八八三b)西方の和合山南側斜面で九日午後に遭難した岡山市、会社役員塩田卓夫さん(67)の捜索で、県の消防防災ヘリコブターが十一日午前十時すぎ、男性の遺体を発見、駒ヶ根署に収容した。家族が塩田さんと確認した。同署によると、塩田さんは岩などに頭を強打して死亡したとみられる。

 塩田さんは九日、山岳写真を撮るため仲間と計六人で宝剣山荘を目指して登山中、行動をともにしていたほかの二人と雪崩に巻き込まれた。


◆中アの雪崩遭難ヘリ接近できずきょう再捜索へ(2008/2/11信毎)

 九日午後、中央アルプス伊那前岳(標高二、八八三b)西方の和合山南側斜面で雪崩に巻き込まれ、遭難した岡山市、会社役員塩田卓夫さん(67)の捜索は、十日午前再開した。

 同十時半ごろ、ホテル千畳敷から双眼鏡で捜索していた駒ヶ根署員らが、約一`離れた場所に水色の着衣のようなものがあるのを発見した。しかし視界が悪いため県防災ヘリでの上空からの接近を断念、午後五時に同日の捜索は打ち切った。

 十一日にヘリでの捜索を再開する。


◆中ア雪崩で1人意識不明(2008/2/10信毎)

 九日午後五時二十分ごろ、中央アルプス伊那前岳(二、八八三b)西方の和合山南斜面で、山岳写真を撮ろうと宝剣山荘を目指していた六人パーティーのうち一人が遭難した−とホテル千畳敷を通じて駒ヶ根署に通報があった。同署によると、遭難したのは岡山市、会社役員塩田卓夫さん(67)。頭部損傷などで意識がないという。

同署によると、パーテーは三人ずつ分かれて登山中で、後続グループの塩田さんら三人が午後四時四十五分ごろ、雪崩に巻き替れた。自力で脱出した県外の男女二人がホテルまで下山した。二人も軽いけがをしているという。一行は九日に入山し、十一日に下山する計画だった。

 同署は十日、県の消防防災ヘリで捜索、救助する予定だ。


◆中アで2人滑落(2008/1/21信毎)

 二十日午後三時二十分ごろ、中央アルプス宝剣岳(二、九三一b)北側の稜線(りょうせん)で男女三人パーティーの二人が滑落した−とホテル千畳敷を通じ、駒ヶ根署に通報があった。同署によると、滑落したのは松本市岡田、無職佐野雅也さん(32)と、上田市塩川、会社員藤森和美さん(29)。二十一日朝から県の防災ヘリで捜索する予定だ。

 同署によると、滑落した二人と佐野さんの妻(29)は、日帰りの予定で二十日午前九時に伊那谷側の千畳敷から入山。午後二時半ごろ、宝剣岳から下山途中、藤森さんが足を滑らせ、ザイルでつないでいた佐野さんともども木曽谷側へ滑落したという。佐野さんの妻が下山し、ホテル千畳敷に届けた。

 この日の現場周辺は、昼から雪が降り出したという。


◆遭難の55歳12日ぶり下山・福島(2008/1/12信毎)

 先月三十日に山形、福島両県境の吾妻連峰に入ったまま連絡が取れなくなっていた埼玉県羽生市の会社員中村雅之さん(55)が十一日午後三時ごろ、福島県北塩原村のスキー場付近に自力で下山した。中村さんは同県会津若松市内の病院に搬送。両足に軽い凍傷があるが、会話はできる状態で命に別条はないという。入山から十二目ぶり。当初の下山予定から九日が過ぎていた。

 福島、山形両県警などによると、スキー場のパトロールをしていた駐車係の男性が道路を歩いている中村さんを発見。「わたしが遭難していた者です」と話した。

 入山当初から予想以上の積雪のため予定通り進めず、今月三日に持っていた食料が尽き、四日に迷ったと思ったという。その後は雪や沢の水で空腹をしのぎ、塩などもなめた。救助した救急隊員によると、「風邪薬の中に栄養剤が入っているので少しずつなめた」とも話した。

 昼間に歩き、夕方の早めにテントを張っていた。携帯電話は普段から持っておらず、コンパスも持っていなかった。ラジオで自分の捜索が行われているのは知っていたという。

 中村さんの登山歴は二十五年で、正月に今回のルートを通るのは五回目。十一日夜、病院で記者団の代表取材に応じた中村さんは「今回の状況はまったく違っていた。助かってうれしい。間違いなく駄目だと思っていた。冬山も夏山もやめる」と述べた。

 中村さんは先月三十日午前九時四十五分ごろ、山形県米沢市のスキー場リフトで入山。吾妻連峰を縦走して今月二日に福島側に下山する予定だった


◆県内大雪遭難・事故相次ぐ (2008/1/1信毎)

 八ヶ岳連峰・硫黄岳「赤岩の頭」 (標高二、六五六b)付近では、三十一日午前九時五十分ごろ、登山道で東京都豊島区、自営業山岡正志さん(60)が倒れているのを登山者が発見。茅野署員や諏訪地区遭対協隊員が救助した。山岡さんは顔や耳に凍傷を負った。同署によると、単独登山中に吹雪で低体温症になったらしい。

 山梨県境の南アルブス仙丈ケ岳(三、〇三三b)では、茨城県職員十人グループの男性三人が一時行方不明となった。南ア北部地区遭対協隊員と伊那署員らが三十一日午前十一時すぎ、四合目付近で下山中の三人を発見。三人は三十日、天候悪化で下山した七人と分かれ登山を続けていた。

 三十一日午前十一時十分ごろ、北安曇郡白馬村の八方尾根スキー場で、千葉県松戸市の公務員木下敬志さん(33)がスノーボードで滑走中に転倒、新雪に上半身が埋もれ脱出できなくなった。スキー客らがすぐに救出したが、村内の医院で死亡が確認された。大町署によると、死因は窒息死。