千畳敷安全願う音色

中ア開山式

信濃毎日新聞 掲載

平成21年04月25日(土)


 抜けるような青空が広がる千畳敷カールに、アルプホルンの音色が響き渡った。中央アルプス開山式が二十四日、駒ヶ根市郊外の千畳敷(標高に二千六百b)であり、観光、登山関係者ら約百五十人が一年の安全を願った。

 駒ヶ岳神社前での神事に続き、「アルプホルン駒ヶ根」(福沢勇次代表の十一人が「やまびこ」などスイスに伝わる六曲を演奏。登山に訪れた東京都多摩市、野原栄子さん(66)は「天気がよく見晴らしは最高。厳かな式で山の無事故を願いました」と話していた。

 駒ヶ根観光協会によると、千畳敷の積雪は昨年の今ごろより四〇a少ない三七〇a。付近の斜面は例年より岩の露出が日立つが、五月末まで仮設リフト(約二百五十b)を利用して春スキーも楽しめる。

写真:青空の下、アルプホルンの音色かカール内に響いた「中央アルプス開山式」=24日、中央アルプス千畳敷