連休控え山岳救助訓練

信濃毎日新聞 掲載

平成21年04月16日(木)


  県警山岳遭難救助隊は十五日、長野市箱清水の「物見の岩」で結隊式と救助訓棟を行った=写真。大型連休に合わ、二十八日から五月七日まで北アルプス涸沢に常駐、遭難救助や登山道のパトロールなどに当たる。

 結隊式で小谷渉県警本部長は「中高年の遭難が増えている。コースや日程の案内など登山者の年齢に応じたアドバイスをしてほしい」と訓示。隊員たちは高さ約二十bの岩壁で、ロープに宙づりになった人の救助訓練などをした。

 本年度の隊員二十七人のうち新隊員は四人。飯山市出身の武田祐也さん(23)は「早く仕事を覚えて一人前になり、県内の山で遭難する人が一人でも減るように頑張りたい」と話していた。

 県警地域課によると、二〇〇八年の県内の山岳遭難は百八十二件で、一九五四(昭和二十九)年の統計開始以来最多。死者は四十四人に上った。