白馬岳開山祭250人記念トレッキング

北ア白馬岳に登山シーズン

信濃毎日新聞 掲載

平成21年05月24日(日)


 北安曇郡白馬村の村観光局などは二十三日、北アルプス白馬岳(二、九三二b)の開山祭「白馬岳貞逸祭」を猿倉登山口で開いた。恒例の記念トレッキングにば観光客や地元住民らが参加。山頂に向かう途中の白馬大雪渓まで登山を楽しんだ。

 貞逸条は四十三回目。白馬岳に山小屋を開設するなど、村の山岳観光に足跡を残した松沢貞逸(一八八九−一九二六年)を顕彰している。式典ではコーラスグループが「雪山讃歌」などを歌って登山シ−ズンのスタートを祝った。

 トレッキングには昨年より百人ほど多い約二百五十人が参加。ブナなどの青葉が茂り始めたふもとから、雪が残る登山道を経て大雪渓の下部の白馬尻(一、五六〇b)まで登った。参加者は雪渓を背景に記念撮影したり、散策したり。今年の大雪渓は雪の量が平年よりやや少ないという。

 大町市から夫婦で訪れた山口明信さん(72)ば雪渓を見上げて「さわやかな気分になる」。白馬山案内人組合の降旗義道組合長は「みんなが楽しむためにも、山が荒れず、事故も起きないことを祈っている」と話していた。

写真:白馬大雪渓の下部まで登り、散策や記念撮影を楽しむトレッキング参加者ら