白馬岳で実況見分火災は「失火の可能性」

信濃毎日新聞 掲載

平成21年05月12日(火)


 北安曇郡白馬村の北アルプス白馬大雪渓上部で九日にハイマツや枯れ草など約四fを焼いた火事で、大町署は十一日、署員三人を県警ヘリコブターで現場に送り、実況見分をした。同署によると、自然現象などでの出火は考えにくく、失火の可能性が高いとみて原因を調べている。

 同署によると、標高約二千五百bにある現場の斜面は縦約二百五十b、幅約百五十bにわたって燃えていた。斜面下方から燃え広がっていったとみられるという。

 一方、白馬村や林野庁中信森林管理署など関係団体は十三日、担当者会議を村役場で開き、対応を協議する。ほかに大町署、北アルプス広域消防本部、環境省長野自然環境事務所、村内の山岳観光関係者などが参加する予定。

 火事は、白馬岳(二、九三二b)に向かう大雪渓の上部斜面で九日午後に発生、自然鎮火した。

写真:実況見分のため県警ヘリで現地に向かう大町署員ら