エベレスト登頂体験など講演

プロスキーヤーの三浦雄一郎さん

信濃毎日新聞 掲載

平成21年01月25日(日)


 上水内郡飯綱町の「いいづなリゾートスキー場」で二十四日、プロスキーヤーの三浦雄一郎さん(76)が講演し、七十五歳でエベレスト登頂を果たした体験などを語った。スキー場を運営する第三セクター「飯綱リゾート開発」が企画。地元住民やスキー客約百七十人が、三浦さんのチャレンジ精神あふれる話に耳を傾けた。

 三浦さんは、六十歳を過ぎたころメタポリック症候群になり、狭心症に苦しんだことから健康づくりに向けトレーニングを開始。夢だったエベレスト登頂を目標に定め、七十歳で実現した。その後も再登頂の夢が膨らみ、不整脈治療の心臓手術を経て再登頂を果たした。三浦さんは「夢こそ人生の宝物。夢ができたらそれに向かって努力する。それが生きがいになる」と強調。「八十歳で再びトライする夢がある」とも語った。

 次男で長野冬季五輪モーグル日本代表の豪太さん(39)も同席。「目標を据え、そこに向かう経過を楽しむことが大切」と話した。体力を維持する方法を質問した男性(75)は「私も負けずに八十歳でエベレストに登りたい」と述べ、会場を沸かせた。

写真:エベレスト登頂の体験など語る三浦雄一郎さん