連休に備え結隊式 県警山岳遭難救助隊

信濃毎日新聞 掲載

平成20年04月23日(水)


 県警山岳遭難救助隊は二十二日、大型連休に備え、長野市箱清水の岩壁「物見の岩」で結隊式を開いた。隊員が救助訓練も披露。救助の手順を再確認した。

 隊員ら二十四人が参加。式では六人の新隊員に任命書を手渡し、服装や装備を点検した。訓練では、隊員がザイルを「緩め」「張ってーなどと声を掛け合い、高さ約二十五bの岩の上から負傷者に見立てた隊員を背負って下りた。

 希望がかなって入隊した駒ヶ根署の岡沢勝也巡査(21)は「実際に岩壁の上に立つと怖いが、厳しい訓練に耐え、一人でも多く救助したい」と熱っぽく話した。

 同隊は二十七日から五月六日まで、北アルプス槍・穂高連峰のか涸沢ヒュッテに常駐する。平出副隊長(49)は「登山口は陽気が良くても山の上は残雪のある冬山。十分な登山知識と装備で臨んでほしい」と話した。

写真:結隊式後の訓練で岩場を登る隊員たち