滑落の2人 ヘリで捜索 中ア宝剣岳

信濃毎日新聞 掲載

平成20年01月22日(火)


 中央アルプス宝剣岳(二、九三二b)北側の稜線(りょうせん)で二十日、滑落した松本市岡田、無職佐野雅也さん(32) と上田市塩川、会社員藤森和美さん(29)の捜索は二十一日、県警がヘリコブターを飛ばして、宝剣岳の木曽側山頂付近で上空から実施したが、見つからなかった。この日の捜索は午後三時で中断。二十二日以降も天候の状況をみてヘリを飛ばす予定だ。

 地元遭対協によると、稜線付近は二〇−三〇aの積雪があり凍っている。滑落した二人は予備食を一日分持っており、冬山装備していたという。

 二人は佐野さんの妻(29)と三人で日帰りの予定で二十日午前九時に入山。宝剣岳から下山途中、藤森さんが足を滑らせ、ザイルでつないでいた佐野さんとともに木曽側へ滑落した。

写真:滑落事故が起きた中ア宝剣岳付近=21日午前9時ごろ(県警提供)