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雪崩救助犬理解深めて | |||||||
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北安曇郡白馬村のスキー場で十六日、一般の住民が見学する初めての雪崩救助犬訓練があった。
登山とスキー観光で雪とのかかわりが深い村民に、まだ頭数が少ない雪崩救助犬への理解を深めてもらおうと、アルプス雪崩研究所(同村)の若林隆三所長(67)が村公民館と企画。約四十人が見守った。
訓練の見学は、村公民館が主催する生涯学習講座「シニア塾」の一環。雪崩事故の防止や救助方法を研究している同村のNPO法人「ACT(アクト)」が協力した。
雪崩で埋まったと想定して雪中の穴に三人が隠れ、ACTメンバーの児玉博さん(63が調教している雪崩救助犬「スズ」が捜索ゲレンデ脇の斜面を駆け上がり、十分ほどで三人を見つけ、穴を掘るようなしぐさで知らせた。参加者は若林さんの解説を聞きながら、スズの動きを観察した。
若林さんは訓練前に講演し、スキー場の雪崩事故防止を目指した四十年余の活動を報告。雪崩救助犬が電波探知機などより早く遭難者を見つけ出すことを紹介し、地域で育成に取り組むことに協力を求めた。
太田敏彦・村公民館長は「雪崩死亡事故をなくすことは大きな課題。住民が取り組めることを考えるきっかけになった」と話していた。
写真:雪中の穴に隠れた人を捜す雪崩救助犬スズと見守る住民ら