不通の徳本峠登山道補修

松本のNPO補修に協力

橋架け替え・土砂除去など

信濃毎日新聞 掲載

平成19年09月04日(火)


 山岳ガイドらでつくるNP0法人「信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ」(松本市・約二十人)はこのほど、昨年の豪雨被害で不通となっている松本市安曇の徳本(とくごう)峠登山道の補修作業を始めた。「利用者として早期復旧に協力したい」と、県などの作業に協力している。

 同登山道は、同市安曇島々から徳本峠(標高約二千百b)を越えて上高地の明神へ通じる計約二十`の古道。大雨で道や橋が流されるなどして昨年五月から島々-徳本峠間が不通となった。管理する市や県は十月初めの開通を目指して復旧作業を進めている。

 「やまたみ」はこのうち県管理の岩魚留小屋-徳本峠の区間で木の橋を架け直したり土砂を取り除いたりしている。九月末までに数人で交代しながら十日間程度、徳本峠にある徳本峠小屋に泊まり込んで作業に当たる。

 松本市は「早期復旧が望まれる登山道」(観光温泉課)として日当や資材費など計八十万円をやまたみに補助することを決め、三日開会した九月市議会に補正予算案を提出した。

 やまたみ事務局の石塚聡実さん(42)=松本市横田=は「倒木が増えるなど被害は拡大しているが、重機が入れない場所を中心に登山者への危険を取り除きたい」と話している。

写真:豪雨被害を受けた徳本峠登山道の現地調査をするやまたみのメンパーら=2006年7月28日(やまたみ提供)