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北ア南部の遭難倍増 | |||||||
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夏の北アルプスで遭難救助やパトロールを行った県山岳遭難防止対策協会の常駐隊の解隊式が二十四日、大町市の大町署で行われ、活動期間中の遭難の発生状況の報告があった。死亡やけがなどの遭難件数は北部が昨年より一件減って二十件・二十人、逆に南部は昨年の二倍以上の四十件・四十一人だった。
今季は槍・穂高連峰の南部で33人、後立山連峰の北部で十七人の隊員が、七月十一日から八月二十四日まで活動。吉田末則・北部地区隊長(58)と山口孝・南部地区副隊長(59)がそれぞれ報告した。
遭難件数が増えた南部は、死亡者が昨年の二倍の四人、負傷者は同約五倍の三十二人、行方不明が一人だった。山口副隊長は「岩場でバランスを崩したり、スリップによる滑落や転倒事故が目立った」と説明した。
北部は、死亡者が昨年より五人減り、病死の一人。負傷者は十二人だった。吉田隊長は「遭難の77%が中高年登山者(五十歳以上)で、下山中の転倒・転落、持病や体調を考慮せすに行動して救助を求めるケースが目立った」と分析した。
写真:遭難状況を報告する北アルプス北部地区の吉田隊長