木曽谷の中学駒ケ岳登山を

伊那市、3校訪れアピール

信濃毎日新聞 掲載

平成19年06月30日(土)


 伊那市営西駒山荘と市観光課の担当者が二十九日、塩尻市と木曽郡内の中学三校を訪ね、「学校登山で中央アルプス駒ケ岳へ」と売り込んだ。木曽郡内の中学は、学校登山で主に御岳山へ登っているが、中ア登山で伊那側に下山しても国道361号権兵衛トンネルを使えば短時間で戻ることができることをアピール。市営山荘の利用増に向けた取り組みだ。

 この日は、塩尻市、木曽郡の木祖村、木曽町の中学を訪ね、山荘管理人の宮下拓也さん(30)らが考えた学校登山のルートを紹介した。登山日程は、塩尻市奈良井川上流の林道から入山し、将棊頭(しょうぎがしら)山直下にある西駒山荘を目指す。

二日目は山荘から駒ケ岳、中岳を通り千畳敷へ。口ープウエーを使って下山する。

 宮下さんは「稜線(りょうせん)からは素晴らしい風景を見渡すことができる」と説明した。

 木曽町によると、町内の四中学校は昨年夏、いずれも御岳山に登山。火山活動は・「静穏な状態」に戻っているが、今年は二校が駒ケ岳、二校が乗鞍岳を予定している。

 昨年の西駒山荘利用者は約三百八十人だった。

 塩尻市の中学校で木曽駒ケ岳の登山ルートを説明する伊那市営西駒山荘の宮下さん(中央)ら