し尿処理研究会北ア南部にない方式学ぷ

信濃毎日新聞 掲載

平成19年05月20日(水)


  北アルプス南部の山小屋関係者らが山岳地域のし尿処理方式を学ぶ研究会が十九日、松本市の中信森林管理署で開かれた。国、県、松本市の担当者も含め約四十人が出席。北ア南部にはない方式を採用している県内外の山小屋関係者や業者から、施設ごとの長所短所など実情を闇いた。

 北ア北部の冷池山荘は二〇〇三年、土壌の力で汚水を浄化する施設を導入した。経営する鹿島槍観光開発の柏原一正専務(51)=大町市=は、専用の土壌を大量に空輸するといった苦労を振り返り、汚泥が今後どう残るか分からない部分もあると指摘。「山岳トイレは研究段階だが、環境に配慮したトイレに変えていかなければならないのは確かだ」と強調した。

 県によると、県内百八十一カ所の山小屋のうち、し尿処理施設を導入したのは〇六年度末で百二十一カ所。北ア南部は十九カ所中八カ所が導入し、ニカ所で予定があ

 

 

北アルプス南部の山小屋関係者が、し尿処理の方式などを学んだ研究会