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白馬大雪渓 登山とトレッキング区域分け明確に | |||||||
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北アルプス白馬岳(二、九三二b)の白馬大雪渓などで、登山とトレッキングの区域を明確に分け、観光客に周知させる動きが広がっている。装備や知識が不十分なツアー客らの事故を防ぐ狙いだ。北安曇郡白馬村は、白馬大雪渓に向かう猿倉登山口に両区域の区分を示した看板を設置。村観光局も観光パンフレットの表記を改訂し、全国に配っている。
白馬大雪渓では昨年八月、登山ツアーで訪れた東京の女性二人が落石を受け死傷した。山岳関係者らは、観光に近い初心者らのツアーとみられるのに、大雪渓を二百b近くも登っていた点を問題視していた。
山岳関係者らは今年二月の会議で、大雪渓下部の自馬尻(一、五六〇b)にある石積みの道しるべを「大雪渓ケルン」と名付け、登山とトレッキングの両区域の境界地点とする統一見解を確認。大雪渓に入ることを「登山」と強調している。
村観光局は、従来の「白馬登山・トレッキングマップ」に、同ケルンの位置や注意書きを加えた改訂版六万部を作成。全国のスポーツ店や旅行会社に配布、村内の公共施設などにも置いている。
マップではほかに、唐松岳(二、六九六b)に向かうルートのうち、約二千bの八方池までをトレッキング区域と規定。五竜岳(二、八一四b)も、約二千bの小遠見山より上部への立ち入りは、十分な装備や知識が必要と示している。村は七月上旬までに、両地点にも猿倉登山口と同様の看板を設置する方針。
村観光局は「区域分けを参考に、観光客は安易に登山区域へ立ち入らず、安全に山を楽しんでほしい」としている。
写真:白馬大雪渓の下部。中央右の石積みが、登山とトレッキングの両区域を分ける目印として「大雪渓ケルン」と名付けられた=2005年7月