八ケ岳登山者に気象情報

茅野署などが補導所

信濃毎日新聞 掲載

平成18年12月30日(土)


 諏訪地区山岳遭難防止対策協会と茅野署は二十九日朝、八ケ岳で年末年始を過ごす登山者を対象にした補導所を登山口の美濃戸口と奥蓼科(ともに茅野市)に開いた=写真。一31日までの毎朝、登山届の提出を求めるほか、積雪量などの気象情報を伝え、注意を促す。

 美濃戸口では午前六時半に、遭対協の田中光彦救助隊長(64)=原村払沢=ら会員三人と茅野署員一人が机を置いて補導所を開設。大きなザックを背負って山に向かう登山者たちに「赤岳の稜線(りょうせん)付近は氷点下二二度と冷え込んでいる」「昨晩の雪で登山道にも三〇aの積雪がある」などと教えた。

 二十年ほど前から毎年八ヶ岳で正月を過ごしているという福岡市の公務員加納利一さん(53)は「山小屋で顔なじみと会えるのが越年登山の楽しさ。

 今回も気をつけて行ってきます」と話していた。

 県警によると、二十九日から来年1月3日までに八ヶ岳に入山する登山者は昨年と同じ約3400人の見込み。