NP0雪崩救助訓練

信濃毎日新聞 掲載

平成18年12月26日(火)


白馬「ビーコン」の使い方学ぶ

 雪崩による事故防止や救助の方法を研究している白馬村のNPO法人ACT(アクト)は二十五日、遭難者救助で用いる「ビーコン」の使い方などを学ぶ救助訓練を、同村神城のHakuba47スキー場で開いた。登山者同士による初期救助に役立ててほしいと、会員のほか一般参加者にも使用法を指導した。

 ビーコンは電波を送受信する装置で、雪崩に巻き込まれた登山者を雪中から探し出すのに使う。ACTによると、購入したまま使い方を知らない人も多いという。本格的な冬山シーズンを前に、訓練への参加者を募集し、山スキーの愛好者ら七人が参加した。

 ACTの会員が、送信モードと受信モードの切り替え方など基本的な操作法や電波の特性を指導。雪中に埋めたビーコンを探す訓練もした。会員は「捜索には、全体の動きを把握するリーダーを決めておくといい」などとした。

 ACTの元村幸時代表(44)=北城=は「ビーコンを携帯していない登山者は多い。冬山での必需品ということを確認してほしい」と話していた。

写真:ビーコンを手に、使用法の指導を受ける救助馴練の参加者