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希少なチョウ捕獲疑い | |||||||
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県希少野生動植物保護条例に指定された高山チョウ「オオイチモンジ」計二十二匹を松本市内で捕獲したとして、松本署は十四日、同条例違反の疑いで、静岡県袋井市の会社員男性(49)、同県熱海市の無職男性(45)、東京都杉並区の会社員男性(56)の書類を地検松本支部に送った。同条例を適用した摘発は県内で初めて。
同署の調べによると、松本市内の林道で、袋井市の男性は七月上旬ごろに十五匹、ほかの二人は同月中旬ごろに七匹をそれぞれ捕獲した疑い。三容疑者はコレクション目的だった-などと動機を話しているという。
県自然保護課によると、同条例は二〇〇四年一月に施行。〇六生二月、チョウ十種が希少野生動植物に指定された。特別指定の動植物を捕獲すると懲役一年または罰金五十万円以下の罰則。オオイチモンジを含む指定動植物を県知事の許可を得ず捕獲した場合は三十万円以下の罰金となる回。
オイチモンジはタテハチョウ科。羽根を広げると七-八aの大きさになる。県天然記念物で、県文化財保護条例でも捕獲が禁止されている。
チョウ類研究家の浜栄一さん(78)=松本市沢村=は「北海道以外では長野周辺の山岳地帯だけに生息するのでマニアが集まるのだろう。県文化財保護条例と二重の規制だが、今までは取り締まりが進んでいなかった。希少種に指定することで逆に取引価格高騰も懸念される。そうした影響も考慮した保護策が必要だ」と話している。
写真:松本暑が押収したオオイチモンジの標本