紅旗峰に登頂成功

県内登山隊

信濃毎日新聞 掲載

平成18年11月2日(木)


 中国・ネパール国境のヒマラヤの紅旗峰(標高七、〇一一b)で、中国・チベツト自治区側からの未踏ルートで登頂に挑んでいた県内の登山隊の留守本部(下伊那郡喬木村)に一日入った連絡によると、同日午後三時五十分、隊員二人が登頂に成功した。

 登頂したのは塩尻市の中島俊弥さん(41)と東筑摩郡波田町の百瀬尚幸さん(60)。体力の消耗はみられるが、けがなどはなく、同日、六、五五〇bの最終キャンプに戻った。

 登山隊は県内の登山家五人で編成。二人は十月三十一日に登頂にアタックしたが、風雪で頂上まで百bを残し、いったん撤退し、一日に再びアタツクした。

 紅旗峰はエベレスト(中国名・チョモランマ)の約十七キロ西北西にある。中島さんらは二〇〇三年にも同じルートで挑んだが、降雪による足止めや最終盤の斜度のきつさに撤退を余儀なくされた。