復活「霧ケ峰・山の會」

29日から講演や散策

信濃毎日新聞 掲載

平成18年10月26日(木)


 昨年秋、七十年ぷりに復活した「霧ケ峰・山の會(かい)」が今年も29日-31日、諏訪市沢渡の山小屋「ヒュッテ・ジャヴェル」で開かれる。専門家から霧ケ峰にまつわる話を聞いたり散策を楽しんだりする催しで、山小屋経営者や登山史研究者らでつくる実行委員会が主催する。

 二十九日は立正大学の福岡孝昭教授が「火山の話」と題して講演。三十日は諏訪郡下諏訪町教育委員会の学芸員宮坂清さんによる「黒曜石文化」の講演のほか、霧ケ峰の散策やピアノコンサート。三十一日はヒュッテ周辺を散策する。

 「山の會」は一九三五(昭和十)年夏、霧ケ峰を愛する文化人が「ヒュッテ霧ケ峰」で開催。民俗学者の柳田国男、中央気象台長の藤原咲平らが講演したが、ヒュッテが翌年冬に焼失して一回で終わった。当時参会した詩人尾崎喜八が名付け親となった「ヒュッテ・ジャヴェル」の経営者高橋保夫さんらが再開を願い、昨年秋、復活させた。

 定員三十人。2-3時間の山歩きができる健康な人対象。参加費二万六千円(二泊五食付き)。問い合わせはヒュッテ・ジャヴェル(電話0266・58・5205、ファクス57・4547)へ。