|
|
遭難7人死亡 | |||||||
|
|
|
|
|
| ||||
長野県白馬村の北アルプス・白馬岳(2932b)で福岡、熊本両県の7人パーティーが遭難した事故で、大町署などは9日早朝からヘリによる救助活動を行い、女性4人の遺体を収容、男女3人を救助した。
同署によると、標高2500bが付近の登山道で福岡市城南区東油山3、古賀利枝さん(66)と純子さん(61)姉妹を、さらに、約150b離れた稜線付近では、熊本市長嶺東8、渡辺和江さん(61)を発見したが、3人とも既に死亡していた。
一方、頂上付近の山小屋に運び込まれていた熊本県大津町吹田、小場佐香代子さん(53)の死亡も確認された。死因は凍死だった。
小場佐さんと同じ山小屋に逃れた福岡県宗像市玄海町、埜村延子さん(67)、サブガイドで同県春日市昇町4、山口千絵子さん(42)と、別の山荘に7日夕、避難した同県大牟田市三川町4、登山ガイド田上和弘さん(48)の3人は、無事にヘリで収容された。県讐山岳救助隊大町班の小倉昌明班長(46)は「晴れていても、山頂付近の気温はマイナス5度。7、8日はマイナス10〜15度くらいに下がっていたのではないか」と話していた。
岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳(3190b)付近の岩場で、悪天候のため動けなくなっていた男女4人のパーティーが9日早朝、県讐のヘリコプターに救助された3人は無事だったが、滑落した千葉市緑区おゆみ野、教員山田暁さん(58)は死亡が確認された。
救助されたのは、東京都清瀬市、会社員柳沢高志さん(55)と、妻悦子さん(48)、東京都北区赤羽台、病院職員是永邦子さん(49)。いずれも軽い凍傷や脱水症状がみられるが、命に別条はなく、高山市内の病院に入院した。1週間ほどで退院できるという。
9日午前9時40分ころ、長野県松本市の北アルプス・前穂高岳(3090b)を登山中の兵庫県の50歳代の男性から「ビバークしていた仲間が冷たくなって動かない」と、岐阜県警高山署に通報があった。要請を受けた長野県の防災ヘリコプターが同日昼前山頂付近にいた兵庫県高砂市曽根町、薬剤師安田尚代さん(50)と男性を発見o安田さんは松本市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡した。死因は凍死。
長野県警松本署によると、安田さんと男性は登山仲間で、ともに登山経験は豊富だったという。
2人は、6日に松本市の上高地から入山、前穂高岳の北尾根を縦走して、8日に下山する予定だったが、現場付近は吹雪で天候が悪く、道に迷ったという。
北海道・大雪山系旭岳(2290b)で6日から行方不明になっていた千歳市豊里、無職中島浩次さん(37)は9日、7合目近くの登山道から約50b下の南斜面で、遺体で発見された。
道警の調べによると、死因は外傷性脳出血。登山道から滑落した際に、頭を強く打ったとみられる。死後、約3日が経過しているという。