環境の保全・利用両立を

トレイルサミットに150人

斑尾高原

信濃毎日新聞 掲載

平成18年9月25日(月)


 飯山市・新潟県境の関田山脈でトレッキングルートの整備活動をしている同市のNP0法人「信越トレイルクラブ」は二十四日、同市斑尾高原のホテルで「全国トレイルサミツト」を開いた。約百五十人が参加。講演などを通して、環境の保全と利用の両立を目指す活動の展開策を考えた。

 女性で初めてエベレスト登頂に成功した登山家の田部井淳子さんが「世界の山々をめざして」と題して墓調講演。ネパールやブータン、カナダなど世界各地のトレツキングを写真で紹介し「土地の歴史や文化を知ることができるトレッキングの神髄を大切にして(整備活動に)取り組んでほしい」と話した。

 米大陸のアパラチアン・トレイルを踏破した作家の加藤則芳さんや、全国でアウトドア事業を手掛ける中村達さんも、地域住民がルートの活用や整備に協力する観光振興の可能性を強調した。

 信越トレイルクラプのほか、琵琶湖近くの中央分水嶺(れい)にルートを設けた滋賀県高島市や、茅野市など八ケ岳山ろくのルにルート計画の事例発表もあった。

写真:全国のトレッキングコース整備の事例発表があったサミット=飯山市の斑尾高原