ペット持ち込まないで

赤沢自然休養林への道沿い

生態系の乱れ防止

信濃毎日新聞 掲載

平成18年9月15日(金)


 木曽森林管理署(木曽郡上松町)は上松町と共同で、赤沢自然休養林にペットを持ち込まないよう求める看板、休養林手前の道沿いに設置した。ペット連れが増えていることから、ペットによる森林の生態系かく乱を防ぐ狙いとし、理解を求めている。

 同管理署によると、これまでも入り口近くなどにペツト禁止の看板を出していた。目立たないことやペットを連れた人からの反発もあり、個々の協力を求める文章に変更。休養林の手前から看板を置くことにした。

 上松町によると、この夏は、犬などのペットを捨てていく観光客もいたという。町の担当者は「大型犬に引かれ、遊歩道から転落することもある。混雑する場所もあり、控えてほしい」とする。

 同管理署は「ペツトの体に付いたりふんに混じっている種子が定着して、森林の環境が変わることは抑えたい」と説明。人が森に入ることも生態系に影響することから、かく乱要因を極力少なくしたいとしている。ペットを連れた人に配慮して、何らかの対応も検討する方針という。

写真:赤沢自然休養林の手前に設けたペット持ち込みの自粛を求める暑板