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夏山遭難33人無事救出 | |||||||
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県警は五日、今年の夏山(七-八月)の遭難事故状況をまとめた。無事救出されたのが33人で過去10年で最多となった。33人は「病気」「疲労」「道迷い」のいずれか。多くが中高年登山者とみられ、県警は、十分な体調管理や下調べをするよう求めている。
このうち「道迷い」が十二人で過去十年で最多と目立った。北ア針ノ木岳に向かう際、沢筋を登山道と間違え、下山予定日から五日ぷりに自力下山した男性(58)や、戸隠連峰西岳で前のパーティーにつられ、上級ルートに迷い足がけいれんした男性(58)などの例があった。
病気は、好天続きの影響もあった。夜行明けで北ア槍ケ岳に向けて槍沢を登っていた男性(51)は熱中症に。槍ケ岳北鎌尾根で道に迷い、予定通り下山できず、疲労した男性(60)は脱水症状になった。ツアー登山で北ア蝶ケ岳に向かった女性(69)は熱中症で一時意識不明になった。
病気や道迷いの遭難の多さについて、県警地域課は「若いころに登山歴がある中高年の登山者が、体力も落ち、昔とルートも変わっている場合があるのに、以前の知識や感覚のまま行動して遭難するケースが目立つ」と分析している。
期間中の遭難発生件数は六十六件(前年同期で四件減)。遭難者は計七十五人(同1人減)。うち88%の66人が中高年。死者12人、負傷者29人のほとんどは「転・滑落」「落石だった。