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石岡繁雄さん死去88歳 | |||||||
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井上靖さんの小説「氷壁」の題材にもなった「ナイロンザイル切断事件」の原因究明に半生をかけた登山家で元鈴鹿高専教授の石岡繁雄(いしおか・しげお)氏が十五日午前九時七分、大動脈瘤(りゅう)破裂のため名古屋市中村区の病院で死去した。八十八歳。愛知県愛西市出身。自宅は三重県鈴鹿市神戸2-6-25.葬儀・告別式は十七日午後零時半から鈴鹿市三日市町九五七の鈴鹿中央斎奉閣で。喪主は娘婿穣(ゆたか)氏。
一九五五年一月、北アルプスの前穂高岳で実弟若山五朗さん=当時(19)=をナイロンザイルの切断による墜落事故で失った。独自に実験を繰り返し、当時、麻ザイルの数倍強いとされていたナイロンザイルが岩角に弱いことを突き止め、ザイルの安全基準制定のきっかけとなった。
高専退職後、高所安全研究所を設立し、避難用具などの開発に尽力した。