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小海の車いす男性背負い欧州登山 | |||||||
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南佐久郡小海町の車いす男性らが計画しているアルプス・プライトホルン(標高四、一六四b)登山で、男性を背負う人を支援する「ロポットスーツHAL(ハル)」と開発した筑波大・山海嘉之教授の研究室メンバーが三十一日、登山隊に先駆けてスイスに向けて日本をたつ。厳しい山岳地帯の条件に合わせて改良し、本番に挑む。登山隊も八月二日に出発の予定で、同五-七日の登頂を目指す。
HALを装着する佐久市野沢の理学療法士松本武志さん(28)と、松本さんに背負われて登頂を目指す小海町の会社員内田清司さん(44)が二十七日、同研究室を訪問。松本さんは装着感や動作具合を確認した後、HALを装着した状態で初めて内田さんを背負い、姿勢や背負子(しょいこ)の装備が内田さんに合っているかを調整した。
背負われた内田さんは「足を置くあぷみで体重を支えられるようになり、前傾姿勢でも胸や腕の負担が少ない」と感想を話した。学生らが総掛かりで、細かく設定を変えながらの調整は約六時間に及んだ。
調整後、松本さんは「肩などの負担は軽減されたが、内田さんの命を背負っているという重みは変わらない。登頂の夢をHALにサポートしてもらう感慨を胸に挑戦したい」と話した。松本さんは、登山の出発地点からHALを装着、上りに差しかかった地点から内田さんを背負う予定だ。
山海教授は「短い準備期問だったが、人を背負って山を登る役割は果たせると思う」と話している。
写真:ロボットスーツを装着して国内最終調整に臨んだ松本さん(中央)と内田さん(右奥)=登山隊提供