山の環境保護を考えるシンポ

自然楽しむ原体験を

日本高山植物保護協会支部

信濃毎日新聞 掲載

平成18年6月25日(日)


 NP0法人「日本高山植物保護協会北信濃支部」(長野市)の設立記念シンポジウムが二十四日、長野市で開かれ、約百五十人が山岳環境保護のあり方などを考えた。支部は伊那谷に次いで県内ニカ所目になる。

 会長で山岳写真家の白籏史朗さん、登山家の田部井淳子さんら五人が討論。会場には中高年の姿が目立った。信大の志賀自然教育研究施設(山ノ内町)の別府桂施設長は「日本の山岳環境の美しさを感じられる若者がどれだけいるか。志賀高原に来て『何にもない』と言う若者もいる」と問題提起した。

 田部井さんは「子どものうちから美しい風景に触れさせよう」と、自らかかわる青少年登山を紹介。環境省長野自然環境事務所(長野市)の岡本光之所長も「便利な都市環境を離れ、自然を五感で楽しむ原体験を子どもに伝えたい」と話した。

写真:美しい自然に触れる大切さを話し合ったパネルディスカッション

時間共に参加者が増え会場は一杯に、記帳者は258名となりました。