ウェストン祭記念山行中止

つり橋破損で

信濃毎日新聞 掲載

平成18年5月30日(火)


 日本山岳会(東京)は二十九日までに、六月四日に上高地で開く「ウェストン祭」に合わせ、前日の三日に行う予定だったウェストン記念山行の中止を決めた。松本市安曇島々と徳本峠を結ぶ山行ルートの登山道上にあるつり橋が破損し、県が登山道を通行止めにしたことを受けた。

 また、記念山行と同日程、同ルートで同市安曇地区の小中校生が上高地入りする恒例の山行も中止となった。

 記念山行とウェストン祭を準備する日本山岳会信濃支部の金子丞二支部長(68)=安曇野市三郷=によると、これまでも集中豪雨などで中止したことがある。

 記念山行は、北アルプスを世界に紹介した英国人ウォルター・ウェストンが初めて上高地入りした際、徳本峠を越えたことにちなみ、日本山岳会員や一般登山者りが松本市安曇島々から徳本峠を経由、八-十時間かけて上高地まで歩く。例年四百人前後の参加者があるという。

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