白馬岳開山祭

 多い残雪安全誓う

信濃毎日新聞 掲載

平成18年5月28日(日)


 夏山シーズン入りを告げる北アルプス白馬岳(2932b)の開山祭、第40回「貞逸(ていいつ)祭が27日、北安曇郡白馬村で開かれた。村な一どによると、

 昨年八月に土砂崩落が起きた白馬大雪渓の上部斜面は安定し、大雪渓は当面、歩行可能と判断。記念トレッキングで約150人が「例年になく残雪が多い登山道を歩いた。

 猿倉登山口で関係者が登山の安全を祈願。福島信行村長は「登山者の安全の向上にさらに努める」とあいさつした。トレッキング参加者は靴にアイゼンを付けて出発。約一時間半で大雪渓下部の白馬尻に着いた。

 白馬尻の雪は約八b。例年より二、三b多いという。毎年参加している岡谷市の平林せつ子さん(60)は「雪が多く歩くのは大変だったが、最高の景色が見られた」。毎年建て直す白馬尻小屋の土台も雪の下で、オーナーの松沢貞一さん(54)は「(例年七月初旬の)オープンが若干遅れるかもしれないLと話してい

た。

写真:例年になく残雪が多い白馬大雪渓を歩く貞逸祭記念トレッキングの参加者