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「開山祭は歩行可能」 | |||||||
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北安曇郡白馬村などは十八日、白馬大雪渓で昨年八月に二人が死傷した土砂崩落の現場をヘリコプターで視察した。参加した北沢秋司・信大名誉教授(治山・砂防学)によると、崩落があった斜面は今のところ安定しているといい、二十七日に開く北アルプス白馬岳の開山祭「貞逸祭」では雪渓の上を歩くことが可能と判断した。
ただ、北沢名誉教授は雪解けによる雪泥流発生の可能性を指摘。村は夏山の登山ルートについて、七月上旬に再度調査し北ア北部地区遭対協などと協議する方針。
視察では、北沢名誉教授や福島信行村長、国土交通省松本砂防事務所の職員らがヘリに乗り、大雪渓上部の崩落個所を中心に周辺を調査した。崩落部分の拡大や新たな崩落なく、ほかの斜面での崩落も見つからなかったという。崩落で生じた下部の土砂の堆積(たいせき)は、今夏の新たな積雪で見えなかった。
北沢名誉教授は、天候によって温度が急激に上昇すると、崩落で生じた堆積土砂によって雪泥流が起きると指摘。雪が解け、土砂が露出する梅雨明けごろに現地調査を行う必要があるとした。
写真:昨年8月に崩落した、白馬大雪渓上部の斜面。丸印の部分が崩れ落ちた=18日、松本砂防事務所提供