相次ぐ死亡事故防止へ努力確認

北ア北部地区三遭対協

信濃毎日新聞 掲載

平成18年5月17日(水)


 北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は十六日、本年度の定期総会を大町署で開いた。今年に入り、雪崩などによる遭難、死亡事故が相次いだことを受け、啓発活動や、ヘリコプターによる山岳状況調査の継続など遭難防止に努めることを決めた。

 約七十人が出席。山本統一署長は、同署管内の山岳では今年、例年にない多さの十二人が死亡したとした上で、「救助のために命をかけてくださるみなさんに感謝し、さらなる力になってほしい」と述べた。

 本年度の事業計画に、遭難発生時の連絡体制の強化や、スキー場関係者との連携強化、年七回の救助訓練の実施などを盛った。十一月で創立五十周年を迎えることから、式典の開催や活動記録の作製なども決めた。

 また、長年の救助活動で功績のあった同遭対協の救助隊員七人に表彰状を贈った。

写真:功労者の表彰などがあった北ア北部地区遭対協総会