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「遭難死」と賠償請求 | |||||||
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二〇〇三年七月に中央アルプスの駒ケ岳(標高二、九五六b)に日帰り登山ツアーに出掛け、行方不明になった長野市の無職男性=当時(67)=の家族が24日までに、ツアーを主催した長電バス(長野市)と、ガイドだつた同社従業員を相手に総額五千二百万円余の損害賠償を求める訴えを長野地裁に起こした。
家族は昨年三月末、長野家裁で失跨(しっそう)宣告を受け、その後、男性の死亡が確定。男性はツアー翌日に死亡した-と認定された。家族は「当日は悪天候にもかかわらず、ガイドがツアーを中止しなかったせいで遭難死した。会社には使用者責任がある」と訴えている。
訴状によると、男性は標高千b前後の低い山でのハイキングを趣味にしていたが、添乗員が同行するので安心だと考えて、〇三年七月二十三日のツアーに参加。当日朝の千畳敷付近は、雨で霧深かったが、ガイドは雨具を忘れ、参加者を山頂まで案内しなかった。
訴えについて、同社総務課は「事実関係を確認した上で、訴えの内容について具体的に認否したい」としている。一方、家族の代理人は「男性は娘二人の結婚や出産を楽しみにしていた。捜索の状況などから遭難死したのは明らかだ」と話している。