|
|
伊那・入笠山の風力発電計画 | |||||||
|
|
|
|
|
| ||||
日本山岳会自然保護委員会の委員ら七人が二十二日、伊那市高遠町の入笠山周辺で計画されている風力発電事業の予定地を視察した。計画に反対している上伊那や諏訪地域の山岳会、野鳥の会など十四団体でつくる「入笠山周辺の風力発電をやめさせる会」(会長・伊藤精晤信大農学部教授)の呼ぴ掛けで実現した。
委員らは入笠牧場を散策し、予定地の尾根を眺めたり、業者が設置した風の強さを調べる「風況ポール」の位置などを双眼鏡で確認。伊藤教授ら「やめさせる会」のメンバーが猛禽類の生態や反対運動の現状を説明した。
山川陽一委員長は「視察は風力発電について学ぶ目的。賛否は決めていない」とした上で、「建設地が海辺から山に移っているのは事実。自然を著しく壊すのであれば、食い止めなければならない」と話した。
計画しているのは大手商社丸紅(東京)と子会社の三峰川電力(伊那市長谷)、総合建設業の青木あすなろ建設(東京)のニグループ。両者とも経済産業省の補助金を利用したい考えで、五月下旬の申請期限に向けて準備を進めている。
写真:伊藤精晤・信大農学部教授(左から2人目)の説明を聞く日本山岳会のメンバーら