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登山の夢支えるロポツトスーツ | |||||||
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車いすで生活する佐久地方の男性二人が今夏、ハイテク技術のロポットスーツと登山家野口健さん(32)らの助けを借り、スイスアルプスのブライトホルン(標高四、一六四b)の登頂を目指す。挑むのは南佐久郡小海町、会社員内田清司さん(43)と佐久市臼田、小海高二年井出今日我(きょうが)さん(16)。計画によると、二人を支える登山隊は八月初め、ロープウエーで近くまで行き、頂上まで高低差約三百b、歩いて約ニキロを登る。
交通事故で手足が不自由な内田さんは、筑波大学の山海嘉之教授(47)が開発した筋力補助装置「ロポットスーツ」を着用する友人に背負われ進む。筋肉の衰えが進む筋ジストロフィーの井出さんは、そリに乗って登る予定。野口さんは「冒険は健常者も障害者も一緒。楽しみにしている」と話し、登山隊長を務め先導する。
内田さんは三年近い入院生活中に写真で見た湖とアルプスにあこがれ、登頂の思いを温めていた。山海教授のロポットスーツ開発を知り昨年七月、知り合いの井出さんとの登山について助力を依頼。野口さんも協力することになった。
ロポットスーツは、筋肉を動かそうとする時の電気信号を読み取り、関節部を駆動する仕組み。愛知万博に出品した「HAL」の下半身部分を原型に開発中で、協水保温機能などを改良し、七月に完成する見込み。山海教授は「技術的に困難は多いが、頼まれた以上、一緒に研究の”山”に挑戦したい」と話す。
内田さんは「障害があっても夢を追えることを伝えたい」、井出さんは「限界に挑戦し、成功することでこれからも頑張っていけると思う」と話している。
登山隊をサポートする事務局「子どもたちへ届けwihdreams登山隊」(http://with-dreams.org電話0267・53・0335)も発足、賛同者に募金を呼ぴかけている。
写真:人を背負って登るロポットスーツの原型モデルと、説明する山海嘉之・筑波大教授(右)