冬の霧ケ峰高原

楽しみ方を指南

ガイド組合がセミナー

信濃毎日新聞 掲載

平成18年2月27日(月)


 県の自然観察インストラクターら13人でつくる霧ケ峰高原ガイド組合は26日、初の「霧ヶ峰高原セミナー」を諏訪市の霧ケ峰スキー場周辺で開いた。諏訪地方の23人が参加。吹雪の中、スノーシュー(西洋かんじき)でゲレンデなどを散策したほか、室内で過去に発生した遭難や雪崩事故の事例を学び、霧ヶ峰への理解を深めた。

 スノーシューを履いた散策では、木肌がキュウリに似ているウリハダカエデなど、雪の上に出ている樹木を観察。遭難事故の講義では、ガイド組合の手塚宗求さん=諏訪市=が、ここ50年で霧ヶ峰で7人が亡くなっていることに触れ、「霧ヶ峰の気象や地形などへの知識の乏しさが原因」と指摘した。

 参加した岡谷市の武井末子さん(58)は「吹雪だったけれど、楽しむことができました」。竹内毅組合長(72)は「冬の霧ヶ峰を楽しむと同時に、厳しさを学ぷ大切さも感じてもらえたと思う」と話していた。

写真:吹雪の中、スノーシューを履いて霧ケ峰スキー場周辺の散策に出発する「霧ヶ峰高原セミナー」の参加者たち