鏡台山1269bの標識石柱

手曲のトレツキングクラブが設置

親しみを願い600キロを荷上げ

信濃毎日新聞 掲載

平成17年11月28日(月)


 千曲市里山トレッキングクラブ(松尾恒久会長)は二十七日、同市と坂城町、真田町境にある鏡台山(1269b)の山頂に標識となる石柱を設置した。クラブ発足一周年を記念して、鏡台山が多くの登山者に親しまれるよう願いを込めた。重さ約八十キロの大理石の石柱や約六十キロの御影石の台座などを事前に運ぴ上げて準備してきた。
鏡台山は千曲川東岸にある。月見の名所とされる同市姨捨(おばすて)から眺める中秋の名月が昇る山としても知られている。

 この日は会員や、石を寄付した市内の会社社長ら三十人余が登山口から五十分ほどかけて山頂に登った。未来へのメッセージを入れたタイムカプセルを地中に埋め、その上に台座を据え、高さ約八十aの石柱を建てた。
最後は拍手と乾杯で完成を祝った。

 山頂には木製の標識があったものの、抜かれてしまうこともあったことから、しっかりした標識を建てることになった。事前に資材を三回に分けて運搬。石柱や台座のほか、基礎に使う砂利や砂、セメントなどを含めた総量は計約六百キロに上った。会員たちが台車を使って人力で運ぴ上げた。

 事務局長の中山利夫さん(65)=千曲市小島=らは「歴史的価値もあり山頂からの景色も素晴らしい。もっと市民に登って親しんでほしい」と話していた。